【2022年最新版】目的から選ぶCRM(顧客管理システム)16選

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CRM(顧客管理システム)は、購入や問い合わせ履歴など顧客情報を一元管理できるため、うまく活用できれば業務効率化やLTV向上に役立ちます。

しかしCRMは、ツールによって機能やサポート面などに違いがあり、どのCRMを選べばいいのか迷うものです。

本記事では、CRMを機能や価格などで比較しながら、おすすめのツールを紹介します。CRMを検討する際に、お役立てください。

CRM(顧客管理システム)とは?

CRMとは、購買履歴や顧客のステータスなどを顧客情報と紐づけて管理するツールを指します。CRM(顧客管理システム)は「Customer Relationship Management」の頭文字を取った略語で、日本語に訳すと「顧客関係管理」です。

CRMと混同しやすいツールとしてSFA(営業支援システム)や、MA(マーケティングオートメーション)が挙げられますが、それぞれ活用する場面に違いがあります。

ツール 活用場面 主な機能
MA
(マーケティングオートメーション)
・商品やサービスに興味を持ってもらい、見込み顧客を獲得したいとき

・見込み顧客を商談につなげるまで

・見込み顧客管理
・アクセス解析や計測
・問い合わせフォーム作成
・顧客のスコアリング
・メール配信
SFA
(営業支援システム)
・商談化した案件を受注につなげたいとき

・営業活動を管理して効率化

・顧客管理
・案件管理
・行動管理
・予実管理
・ToDoリスト
・名刺管理
CRM
(顧客管理システム)
・カスタマーサクセスやリピート顧客を獲得したいとき

・顧客ロイヤリティやLTV向上

・顧客の情報管理
・ユーザー行動分析
・マーケティング支援
・プロモーション管理
・問い合わせ管理

どの業務を効率化させ、強化したいのかによって、選ぶツールが変わってきます。とくにCRMは、受注後の顧客サポートに優れた機能が揃っているため、商品やサービスを利用している顧客の満足度アップやLTV向上で役立ちます。

なかには、CRMにMAやSFA機能が付いたツールもあるので、どの機能を優先して使用したいのか、またはまんべんなく機能を使いたいのかなど導入目的を明確にしておくとよいでしょう。

CRMとSFAの違いについて詳しく知りたい方は「CRMとSFAの違いとは?機能や導入メリットをわかりやすく解説」の記事をご覧ください。

CRM(顧客管理システム)の選び方のポイント5つ

CRMを選ぶ際に失敗しないためには、どのような点に気をつけて選べばいいのでしょうか?

CRMを選ぶときのポイントは、以下の5つです。

  • 必要な機能が揃っているか
  • 既存ツールと連携できるか
  • 継続的に利用できる価格か
  • セキュリティ対策は万全か
  • サポート体制が整っているか

5つのポイントのなかから、とくに重視する点を決めておき、自社での選定基準を作っておくとよいでしょう。

選び方のポイントを1つずつ解説します。

必要な機能が揃っているか

CRMは基本的に顧客情報を管理するためのツールですが、利用できる機能に違いがあります。

たとえばMAやSFAのような営業を支援する機能があったり、ユーザー向けの問い合わせフォームを作成する機能があったりとCRMによって機能はさまざまです。「顧客対応の質を上げたい」「顧客ニーズに対応したい」など、どのような機能を使いたいのか事前に決めておき、必要な機能が揃っているCRMを選びましょう。

既存ツールと連携できるか

CRMによっては他のツールと連携できたり、アプリや拡張機能を利用できたりするものもあります。既存ツールと連携できれば、業務効率化につながるでしょう。

たとえば社内で利用しているExcelやCSV形式のファイルを読み込み可能なツールや、Slackとの連携ができるツールなどがあります。さらに既存ツールと連携できると入力作業などの人的コストも減らせます。

CRMを選ぶ際には、既存ツールと連携できるか確認しておきましょう。

継続的に利用できる価格か

CRMを継続的に利用するには、導入しやすい価格のツールを選ぶことが重要です。基本的にCRMは月額利用料、または年間利用料が掛かります。また初期費用が掛かる場合もあります。

ツールを利用する従業員数や使用容量などによって価格が変わることもあるため、CRMを導入したときに、どの程度費用対効果が見込めそうか計算しておくとよいでしょう。

セキュリティ対策は万全か

CRMは、自社にサーバーを設置してデータを管理するオンプレミス型と、オンライン上にデータを管理するクラウド型があります。

クラウド型のCRMを選ぶ場合は、どのようなセキュリティ対策をしているのかを確認することが必要です。CRMでは顧客情報を取り扱うため、万が一情報漏洩してしまうと企業の信頼を失いかねません。

検討しているCRMが、不正アクセスなどに対して、どのようなセキュリティ対策を取っているのかを把握しておきましょう。

サポート体制が整っているか

初めてCRMを導入する企業は、電話やメールで気軽に相談できたり、セミナーなどを実施していたりと手厚いサポート体制があるCRMを選ぶことがおすすめです。

CRMは導入してから従業員に浸透するまで時間が掛かってしまいがちです。うまく使いこなせないときは、CRMのサポート窓口に相談するとよいでしょう。

おすすめCRM(顧客管理システム)16選・機能や価格を比較

本章では、おすすめのCRMを16サービス取り上げ、機能や価格、サポート体制などを比較しながら紹介します。
今回紹介するCRMは、以下の通りです。

サービス名 価格 主な機能 向いている企業
Zoho CRM 1,680円~/1ユーザー・月額 見込み客管理、取引先管理、連絡先管理、案件管理など ・初めてCRMを導入する企業

・低価格で月額から試してみたい企業

Salesforce Sales Cloud 3,000円~/1ユーザー・月額(基本年間契約) 見込み客管理、売上予測、レポート・ダッシュボードなど ・知名度が高いCRMを利用したい企業

・CRMとあわせてSFAも利用したい企業

kintone 780円~/1ユーザー・月額 日報、案件管理、問い合わせ管理、タスク管理、採用面接管理、交通費申請など サポート体制が整っている国産のCRMを使いたい企業
Senses 27,500円~/5ユーザーまで・月額(年間契約) 顧客管理、案件管理、行動管理、メール・スケジューラ自動連携など CRMのほかにSFA機能をメインで利用したい企業
Microsoft Dynamics 365 Customer Insights 163,070円/1テナント・月額 顧客情報管理、AI分析など Microsoft製品と連携して利用したい企業
eセールスマネージャー 3,000円~/1ユーザー・月額 案件管理、顧客情報管理、日報管理、予実管理、人脈管理など ・導入後にサポートしてほしい企業

・営業支援ツールが充実しているCRMを選びたい企業

GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう) 29,800円~/10ユーザーまで・月額 顧客管理、商談管理、名刺管理、タスク管理など 日本企業の導入実績が多く、定着率が高いツールを使いたい企業
Sansan 要問い合わせ 名刺管理、企業データダウンロード、顧客管理、オンライン名刺作成など 取引先企業の最新データを活用して営業活動したい企業
Oracle Sales Cloud 要問い合わせ 分析機能、売上予測機能、テリトリー分析機能、見込み客管理など 分析を強化して営業活動に活用したい企業
Zendesk for service $49~/1ユーザー・月額(年間払い) 顧客管理、データ測定・分析、ヘルプセンターの構築など 顧客のサポート対応を充実させ、効率化したい企業
Synergy! 15,000円~/月額

※初期費用:118,000円

顧客管理、フォーム作成機能、メール配信、LINE配信など ・メールやLINEを使ったマーケティングをおこなっている企業

・必要な機能だけ利用したい企業

Knowledge Suite 10,000円~/月額 スケジュール管理、顧客管理、商談管理、フォーム作成、名刺管理など CRMとSFA、グループウェアを1つのツールで済ませたい企業
UPWARD 3,800円~/1ユーザー・月額

※初期費用:100,000円

顧客管理、ルート検索、地図表示、電話記録など 地図上に顧客データを蓄積して、営業活動に活かしたい企業
KARTE 要問い合わせ ユーザー行動分析、Web接客、アプリマーケティング、広告配信最適化など 顧客行動を分析して、CX向上につなげたい企業
カスタマーリングス 要問い合わせ 顧客分析、メッセージ配信、データ集計、Web接客など ECサイトなどでの作業効率化やマーケティングに活用したい企業
commmune 要問い合わせ ユーザーコミュニティ作成、ポイント・バッジ機能、イベント管理など カスタマーサクセスに特化したCRMを利用したい企業

それぞれのCRMの特徴や強み、どのような企業に向いているのかを中心に解説します。

なお、小売業界で利用されているCRMに興味がある方は「【25社調査】リテール業界向けCRMツールと採用事例」をご覧ください。

Zoho CRM

サービス名 Zoho CRM
価格(税抜) ・スタンダード:1,680円/1ユーザー・月額
・プロフェッショナル:2,760円/1ユーザー・月額
・エンタープライズ:4,800円/1ユーザー・月額
・アルティメット:6,240円/1ユーザー・月額
主な機能 見込み客管理、取引先管理、連絡先管理、案件管理など
向いている企業 ・初めてCRMを導入する企業
・低価格で月額から試してみたい企業

Zoho CRMは、世界各国で25万人以上に利用されており、数々のアワードも受賞しているCRMです。

CRMは年間契約しなければいけない場合が多いですが、Zoho CRMは月単位で契約でき、スタンダードプランなら月額1,680円(税抜)から利用できます。低価格で利用でき、さらに月単位で契約できるため、一度CRMを利用してみたいと考えている企業に最適です。

また購入前に、エンタープライズプランを15日間無料でお試しして使用感を確かめることもできます。

他にも、以下の特徴があります。

  • プロフェッショナルプランからSFA機能が追加される
  • プランが上がる毎にデータ容量がアップする
  • Office 365など300以上のアプリと連携可能
  • 暗号化や侵入検知などのセキュリティ対策がされている
  • 日本語でのサポート窓口あり、無料相談も実施

Zoho CRMは、初めてCRMを導入する企業や、低価格で月額から試してみたい企業におすすめのCRMです。

Zoho CRMを検討されている方は、Zoho認定パートナーであるテックファームにお気軽にご相談ください。ライセンス購入の他にも、Zoho CRMをカスタマイズ支援することも可能です。

Zoho CRMの導入については、以下からお気軽にお問い合わせください。

 

Salesforce Sales Cloud

サービス名 Salesforce Sales Cloud
価格(税抜) ・Essentials:3,000円/1ユーザー・月額(年間契約)
・Professional:9,000円/1ユーザー・月額(年間契約)
・Enterprise:18,000円/1ユーザー・月額(年間契約)
・Unlimited:36,000円/1ユーザー・月額(年間契約)
主な機能 見込み客管理、売上予測、レポート・ダッシュボードなど
向いている企業 ・知名度が高いCRMを利用したい企業
・SFA機能も利用したい企業

Salesforceは、世界各国15万社以上に利用されている、高いシェア率を誇るCRMです。Salesforce の製品のなかで、CRMとあわせてSFA機能を利用したいときにおすすめなのが、Salesforce Sales Cloudです。

Salesforce Sales Cloudには、以下の特徴があります。

  • 30日間の無料トライアルがある
  • 拡張機能やアプリがあり、カスタマイズしやすい
  • 活用方法を学ぶ環境や、カスタマーサクセスプランが用意されている

基本的には年間契約となるため、30日間の無料トライアルを試してから導入を検討するとよいでしょう。CRMとあわせて、SFA機能を利用したいときにおすすめのCRMです。

他にもSalesforceには、サポート対応などカスタマーサクセスに長けている「Service Cloud」もあります。

kintone

サービス名 kintone
価格(税抜) ・ライト:780円/1ユーザー・月額
・スタンダード:1,500円/1ユーザー・月額
主な機能 日報、案件管理、問い合わせ管理、タスク管理、採用面接管理、交通費申請など
向いている企業 サポート体制が整っている国産のCRMを使いたい企業

サポート体制が充実している国産のCRMを選びたい方に、おすすめなのがkintoneです。ドラッグ&ドロップで必要な項目を自由に組み合わせて、データを管理することができ、エンジニアではなくても直感的に使える操作性が支持されています。

kintoneには、以下の特徴があります。

  • 1か月単位で契約可能
  • 30日間お試し利用できる
  • メールや電話でのサポートがある
  • 導入を支援するパートナーに相談可能
  • アプリや拡張機能も豊富

kintoneはTVCM放映中で知名度が高く、日本企業が提供するCRMを利用したい方に最適です。

Senses

サービス名 Senses
価格(税抜) ・Starter:27,500円~/5ユーザーまで・月額(年間契約)
・Growth:110,000円/10ユーザーまで・月額(年間契約)
・Enterprise:330,000円/20ユーザーまで・月額(年間契約)
主な機能 顧客管理、案件管理、行動管理、メール・スケジューラ自動連携など
向いている企業 CRMのほかにSFA機能をメインで利用したい企業

Sensesは、CRMのほかにもSFA機能に特化している管理ツールです。顧客情報の管理はもちろんのこと、営業支援に役立つ行動管理や案件管理も利用できます。さらに上位プランを選べば、名刺管理も可能です。

他にもSensesには、以下の特徴が挙げられます。

  • Google WorkspaceやMicrosoft Teamsなど外部ツールと連携可能
  • 機密情報は暗号化してセキュリティ対策している
  • 無料トライアルがある
  • すべて年間一括払いのみ対応

SFA機能も兼ね備えているため、顧客管理だけではなく営業支援を目的に導入を検討している企業におすすめです。また、各プランは複数のユーザーが利用できるため、中小企業など従業員数が少ない企業に向いています。

Microsoft Dynamics 365 Customer Insights

サービス名 Microsoft Dynamics 365 Customer Insights
価格(税抜 163,070円/1テナント・月額
主な機能 顧客情報管理、AI分析など
向いている企業 Microsoft製品と連携して利用したい企業

Microsoft Dynamics 365 Customer Insightsは、「Microsoft Dynamics 365」のサービスの1つです。Microsoftが提供しているため、世界各国の大手企業に導入されています。

Microsoft Dynamics 365 Customer Insightsには、以下の特徴があります。

  • Microsoft 365やLinkedInなどと連携可能
  • 電話やWebでのサポート対応

ただし、デメリットとしては公式サイトでは日本での導入企業例がなく、他のCRMと比較すると価格は高めな点があげられます。

またMicrosoft Dynamics 365 Customer Insightsの他にも、Microsoft Dynamics 365にはマーケティングや営業支援などツールの種類が豊富なので、自社に必要な機能からツールを選ぶことも可能です。

eセールスマネージャー

サービス名 eセールスマネージャー
価格(税抜) ・スケジュールシェア:3,000円/1ユーザー・月額
・ナレッジシェア:6,000円/1ユーザー・月額
・スタンダード:11,000円/1ユーザー・月額
主な機能 案件管理、顧客情報管理、日報管理、予実管理、人脈管理など
向いている企業 ・導入後にサポートしてほしい企業
・営業支援ツールが充実しているCRMを選びたい企業

eセールスマネージャーは、日本企業を中心に5,500社以上で導入実績があるCRM/SFAツールです。導入後に社内でツールが浸透するようにサポートする体制があり、導入企業の継続利用率が95%以上と高い数値となっています。

eセールスマネージャーの特徴は、以下の通りです。

  • サポートデスク、顧客アドバイザーなど導入後のサポートが充実
  • 利用形態をクラウドやマネージド、オンプレミスから選べる

eセールスマネージャーは、CRMとSFAどちらの機能も幅広く使用したい企業や、サポート体制が整っているツールを選びたい企業におすすめです。

GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

サービス名 GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
価格(税抜) ・ライト:29,800円/10ユーザーまで・月額
・スタンダード:29,800円/10ユーザーまで・月額
・プロ:49,800円/10ユーザーまで・月額
・エンタープライズ:98,000円/10ユーザーまで・月額
主な機能 顧客管理、商談管理、名刺管理、タスク管理など
向いている企業 日本企業の導入実績が多く、定着率が高いツールを使いたい企業

営業活動を可視化したいときに役立つのが、国産管理ツールのGENIEE SFA/CRMです。以前はちきゅうという名称でしたが、ツール名がGENIEE SFA/CRMに変更となりました。

GENIEE SFA/CRMには、以下の特徴があります。

  • 導入企業の定着率が99%
  • 15日間の無料トライアルがある
  • 最低契約期間は1年間
  • Google WorkspaceやSlackなどの外部ツールと連携可能

GENIEE SFA/CRMは、日本企業の導入実績が多く、定着率が高いツールを使いたい企業に最適です。

Sansan

サービス名 Sansan
価格(税抜) 要問い合わせ
主な機能 名刺管理、企業データダウンロード、顧客管理、オンライン名刺作成など
向いている企業 取引先企業の最新データを活用して営業活動したい企業

名刺や企業情報を活用して営業を強化したいときにおすすめのCRMが、Sansanです。TVCMを放映しているため、認知度が高いツールの1つといえます。

Sansanの特徴は、以下の通りです。

  • 企業情報や役職情報など企業のデータベースにアクセス可能
  • 月額料金の他に、初期費用と運用支援費用が掛かる
  • 契約期間は1年間

Sansanは、人脈管理や企業分析のために、取引先企業の最新データを活用して営業活動したい企業が利用するとよいでしょう。

Oracle Sales Cloud

サービス名 Oracle Sales Cloud
価格(税抜) 要問い合わせ
主な機能 分析機能、売上予測機能、テリトリー分析機能、見込み客管理など
向いている企業 分析を強化して営業活動に活用したい企業

Oracle Sales Cloudは、世界各国40万人以上に利用されているOracleが提供するツールの1つで、案件や売上を管理して、抜け漏れがないように顧客に営業したい際に役立ちます。

Oracle Sales Cloudには、以下の特徴があります。

  • 売上予測など分析機能が豊富
  • 日本語のマニュアルページがある

売上予測や見込み顧客の管理などデータを営業に活かして、効果的なアプローチをしたいときにおすすめのツールです。

Zendesk for service

サービス名 Zendesk for service
価格(税抜) ・Suite Team:$49/1ユーザー・月額(年間払い)
・Suite Growth:$79/1ユーザー・月額(年間払い)
・Suite Professional:$99/1ユーザー・月額(年間払い)
主な機能 顧客管理、データ測定・分析、ヘルプセンターの構築など
向いている企業 顧客のサポート対応を充実させ、効率化したい企業

Zendesk for serviceは、顧客情報を管理してカスタマーサポートを支援する機能が充実しているCRMです。AIでの自動返信機能や、メールや電話、チャットなどさまざまなチャネルで顧客対応できる機能がついています。

他にもZendesk for serviceには、以下の特徴があります。

  • 無料トライアルがある
  • 月払い、または年払いを選べる
  • 24時間対応のヘルプセンターがある

顧客対応に特化した機能が揃っているので、CX(カスタマー・エクスペリエンス)を向上したいときに、おすすめのCRMツールといえるでしょう。

Synergy!

サービス名 Synergy!
価格(税抜) ・データベース / フォーム(基本機能):15,000円~/月額

※初期費用:118,000円

主な機能 顧客管理、フォーム作成機能、メール配信、LINE配信など
向いている企業 ・メールやLINEを使ったマーケティングをおこなっている企業
・必要な機能だけ利用したい企業

Synergy!は、メルマガ配信やLINEでのメッセージ配信、広告配信など顧客情報をマーケティングに活用したいときにおすすめのCRMです。

Synergy!には、以下の特徴があります。

  • 14日間の無料トライアルがある
  • 初期費用が別途掛かる
  • サポートセンターや活用支援サービスなどサポート体制が整っている
  • 情報の暗号化や不正侵入検知などセキュリティ性能が高い

Synergy!は、基本機能にメルマガ配信などのオプションを追加していく形式となっています。そのため、自社で利用したい機能にのみコストを掛けることが可能です。

Knowledge Suite

サービス名 Knowledge Suite
価格(税抜) ・グループウェア:10,000円/月額(容量:10GB)
・SFAスタンダード:50,000円/月額(容量:5GB)
・SFAプロフェッショナル:80,000円/月額(容量:50GB)
主な機能 スケジュール管理、顧客管理、商談管理、フォーム作成、名刺管理など
向いている企業 CRMとSFA、グループウェアを1つのツールで済ませたい企業

Knowledge Suiteは、CRMとSFAだけではなく、社員間でコミュニケーションが取れるグループウェアもあわせて1つのツールで管理できます。

Knowledge Suiteの特徴は、以下の通りです。

  • ユーザー数は無制限で1法人当たりの料金設定
  • 設定容量を超過すると費用が掛かる
  • パソコンやスマートフォン、タブレットで対応可能

ID単位ではなく、法人当たりの料金設定となっており、ユーザー数に制限がありません。上位プランを選ぶとCRMやSFAの機能が追加されます。Knowledge Suiteは、業務によってツールを使い分ける手間がかからないため、1つのツールで済ませたい企業におすすめです。

UPWARD

サービス名 UPWARD
価格(税抜) ・ESSENTIAL:3,800円/1ユーザー・月額
・STANDARD:7,800円/1ユーザー・月額
・ENTERPRISE:12,800円/1ユーザー・月額※初期費用:100,000円
主な機能 顧客管理、ルート検索、地図表示、電話記録など
向いている企業 地図上に顧客データを蓄積して、営業活動に活かしたい企業

UPWARDはCRMと連携できる営業支援アプリで、地図上に顧客データを蓄積できるので、フィールド業務などラウンダー営業に役立つツールです。

UPWARDは、以下の特徴があります。

  • 位置情報から滞在時間を記録できる
  • 初期費用が掛かる
  • SalesforceやMicrosoft Dynamics 365と連携可能

UPWARDは、外回り営業の行動管理などをおこない、作業の効率化を進めたい企業におすすめです。

KARTE

サービス名 KARTE
価格(税抜 要問い合わせ
主な機能 ユーザー行動分析、Web接客、アプリマーケティング、広告配信最適化など
向いている企業 顧客行動を分析して、CX向上につなげたい企業

KARTEは、顧客行動を分析して顧客に最適なマーケティング戦略を立案して実施できるツールです。

マーケティングに役立つKARTEには、以下の特徴があります。

  • LINEやアプリなどのチャネルでコミュニケーション設計できる
  • Salesforceなどの外部ツールと連携可能
  • 初期費用が掛かる
  • オンラインチャットでのサポート体制がある

KARTEには、Web接客や顧客へのチャットサポートなど、CX(カスタマー・エクスペリエンス)向上に役立つ機能がそろっています。

カスタマーリングス

サービス名 カスタマーリングス
価格(税抜) 要問い合わせ
主な機能 顧客分析、メッセージ配信、データ集計、Web接客など
向いている企業 ECサイトなどでの作業効率化やマーケティングに活用したい企業

カスタマーリングスは、BtoCやDtoC企業のマーケティング支援や売上アップに役立つCRMです。顧客の行動を分析して見える化できるため、LTVやCX(カスタマー・エクスペリエンス)向上に活用することが可能です。

カスタマーリングスには、以下の特徴があります。

  • ECカートや受注管理システムなど外部ツールと連携可能
  • 操作トレーニングや専任担当支援などサポート体制が充実
  • 初期費用と設定支援費用が掛かる

見込み顧客へのアプローチにつながるMA機能や、ECカートやPOSレジとの連携機能などBtoCビジネスで必要な機能が豊富です。カスタマーリングスは、ECサイトを運営していて入力作業やデータ集計など作業の効率化や、マーケティングをおこないたい企業におすすめのツールです。

commmune

サービス名 commmune
価格(税抜) ・ライト:要問い合わせ
・スタンダード:要問い合わせ
・プロフェッショナル:要問い合わせ
主な機能 ユーザーコミュニティ作成、ポイント・バッジ機能、イベント管理など
向いている企業 カスタマーサクセスに特化したCRMを利用したい企業

commmuneは、カスタマーサクセスに特化した機能を多く持つCRMです。顧客ごとのグループを作成したり、行動にあわせてポイントやバッジを付与したりできる機能があります。

他にもcommmuneには、以下の特徴があります。

  • イベントの管理ができる
  • ユーザーコミュニケーションのモニタリング機能

commmuneではコミュニティを作成することで、問い合わせやヘルプページなど、分散してしまいがちなユーザーとの接点を1つにまとめることが可能です。コミュニティを活用してカスタマーサクセスを強化したい企業におすすめのツールといえます。

まとめ

CRM(顧客管理システム)は、購入や問い合わせ履歴など顧客情報を一元管理することができるため、売上アップやLTV向上などに役立ちます。
しかしCRMによって営業やマーケティングなど、特化している機能に違いがあります。自社に最適なCRMを選ぶためには、作業の効率化や顧客分析など導入目的を明確にしておきましょう。

なるべく低価格で機能が揃っているCRMをお探しの方は、Zoho CRMがおすすめです。無料で試すことが可能で、月単位で利用できます。

Zoho CRMを検討されている方は、Zoho認定パートナーであるテックファームにお気軽にご相談ください。ライセンス購入の他にも、Zoho CRMをカスタマイズして運用しやすいように支援することも可能です。

まずは、以下からお気軽にお問い合わせください。