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エンジニアが斬る!Amazon Go潜入レポート

  • 2018年2月27日
  • 読了時間: 5分

更新日:2月5日

こんにちは。


いま、世界中が注目する新しいショッピング体験を提供する話題のAmazon Go。 お店に入って商品棚から品物を取りそのまま店外へ。完全レジ不要で買い物ができる次世代の小売店をAmazonがオープン。


さっそく弊社のシリコンバレーオフィス駐在エンジニアが潜入してきました! エンジニア視点でAmazon Goはどう映るのか!?


※弊社社員が一般客として店舗へ訪問した際に、得られた範囲での情報です。 予想や推測の内容も含んでおり確実な情報ではありませんのでご了承下さい。


<目次>



シアトルの街並み


Amazonの本社があるシアトル。Microsoftの本社、スタバの本社もシアトル。


Amazon Go外観


「JUST WALK OUT」がキャッチフレーズ。そこら中に貼ってあります。




店内マップ


店内の手書きマップ。日本のコンビニくらいの広さ。斜線は棚があるところです。


Amazon Go利用に必要なアプリ

Amazon Goの利用にはアプリのインストールが必要。

App Store、Google Play Storeで無料インストールできます。  


Amazon Goアプリのトップ画面。画面を開くたびに認証コード(AZTECコード)は変化する。通信がない状態でも変化するためアプリ内でトークンを生成している様子。

「Can’t take screenshot due to security policy.」の表示。なりすまし防止のためかスクリーンキャプチャできない。


禁止事項

Amazon Goの利用にあたっては、通常のショッピングにはない”禁止事項”があります。

同一AZTECコードでゲートを通った人同士での商品の受け渡しはOK(同一AZTECコードをタップして1人ずつゲートを通過する)。

別々のAZTECコードでゲートを通った人の間での商品の受け渡しは禁止。


出入り口のゲートの様子


入り口ゲート。扉の開閉の人感センサとAZTECコードの認識センサ。


出口ゲート。扉の開閉の人感センサのみ。


AZTECコードをかざす


AZTECコードをかざすと扉が開く。


出入り口の様子



入店する人。AZTECコードをタッチさせて入る。

店を出る人。客は何もしない。携帯の電源がOFFでも良い。just walk out.


店内の様子


入り口正面の棚。棚のインナーカメラらしきものが見える。

商品を補充している店員。特殊なことはせず日本のコンビニのように店員が商品の出し入れをしている。


天井の様子




棚の様子

棚の商品を置くところには何もないように見えるが、加圧センサーなどはついている可能性がある。



パッケージで商品を区別できなそうなものは数字と独自マークで画像認識の補助をしていそう。







同じ商品は同じ番号とマークが記載されている。



数字とマークのない商品もある。


出入り口のセンサ


おそらくここでAZTECコードに紐づいたamazonアカウントと人物の特徴をマッチングさせていると思われる。 (マスクをしても良いと店員が言っていたので顔以外の特徴でも認識可能)



棚周りのセンサ



棚を向いているカメラ。違う角度のカメラが複数監視している。


棚の頭上から下を見ている赤外線カメラ?マイク?




購入後のアプリ画面


refundが簡単に可能。


特許からAmazon Goの使用されているものを予測



Detecting item interaction and movement

WO 2014209724 A1

Transitioning items from a materials handling facility

US 20150012396 A1

202 local network 203 computing resource 204 人 205 携帯 207 商品 208 カメラ(RGB, depth censor)

=>店内、棚の中、出入り口を監視して人と商品の動きを監視する

210 プロジェクタ(output device)

212 ディスプレイ(output device)

213 スピーカー(output device)

214 マイクロフォン

=>人の位置を把握(音で検出するので誰と誰が喋ってるかがわかる) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj/34/3/34_34_199/_pdf

216 wireless アンテナ(WiFi/NFC/Bluetooth)

224 アプリ


その他のセンサ

圧力センサ=>棚から商品が取られたかどうかみる

赤外線センサ=>人/人の手と商品を区別する

load/scall cell=>床に配置し人がtransaction areaを通ったことを検出

light curtain=>人が通ったことを検知する


※赤字がセンサ



Q&A


Q:間違って購入したものがあった時ってどうするんですか?

A:今はアプリから返金手続きを踏めばお金は返って来て商品は返さなくてもいいです。 将来的にはAmazon Goのシステムを導入した店のポリシーによるかと思います。 通常は返品窓口に行って返品するだけです。


Q:子供と一緒にお買い物できたりしますか?例えば子供が持ち出したものの決済はどうなるんですか?

A:できます。親がAZTECコードをタッチして、先に子供を入店させ、その後、親がもう一度AZTECコードをタッチして入店する形になります。これでシステムが親と子供を同じAZTECコード(Amazonアカウント)に紐づけていると思います。子供が棚からとったら親のクレジットカードで決済です。


Q:店舗の中の店員さんは具体的に何をしていましたか?

A:アルコール販売のところでIDのチェック(年齢確認)、サンドイッチなどの商品の補充、店内の様子を見たり客からの質問を受けたりしてました。あとは、外でAmazon Goの買い物袋を配っている店員がいました。自分が行った時は大丈夫でしたが開店したばかりの時は混雑して外で入場制限をかけてたみたいです。


Q:賞味期限などは店員が定期的にチェックしているのですか?

A:はい。そうだと思います。サンドイッチなど賞味期限が短いものは開店 (7:00am)と同時に店に入ったら棚が空になってて補充してたので、日本のコンビニと同じようにきちんと入れ替えてそうです。


Q:中にいていきなりスマホの電源が切れたらどうなりますか?

A:Just walk out shoppingです。

入るときにAZTECコード表示できれば携帯の電源をOFFにしてても問題なかったです。

以上、様々な工夫がされた店舗の様子をお届けしました。 数年後にはこれがスタンダードになるのでしょうか? 今後どのように発展していくのか楽しみです。


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