営業にタブレットを導入するメリット

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近年営業マンがタブレットを利用して営業活動を行うことは珍しくなくなっていますが、従来から紙資料で営業を行ってきたスタイルをいきなり変えるのをハードルと感じる人も少なくないでしょう。

よって、具体的にどのようなメリットがあるのかを知ってから、タブレットを営業活動に導入することを検討したい人がいても不思議ではありません。

そこで、今回の記事では、タブレットを営業活動に導入することによってどのようなメリットがあり、どのような問題点を解決してくれるのかなどについて説明していきます。

営業現場でよくある課題

営業現場で頻繁に発生する課題にはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。

持ち歩く資料が多い

紙の資料で営業活動をしていると製品紹介資料、プレゼン資料などの携帯するすべての資料が紙であることから荷物が重くなってしまいます。

また、いちいちプリントアウトしないといけないため持っていく資料を準備する時間がかかってしまい業務全体の業務効率を低下させてしまいかねません。

帰社後の報告業務に時間がかかる

紙の資料を使って営業活動していると訪問先で行った業務内容についても営業後、自社に戻って具体的内容を思い出しつつ報告したり日報を書いたりしなければなりません。

そのため、自社にわざわざ戻らないと行えない業務となってしまう上、それらの作業に多くの手間と時間を取られてしまうことになってしまいます。

営業スキルが上がらない

営業マンで主に一人で外回りしている人の場合には、行う営業活動自体が自身の得意な商品・サービスや分野に偏って営業してしまう傾向にありがちです。

紙資料で営業活動を行っていると、情報の共有が他社と上手くできないため、普段の営業活動に対するフィードバックが貰いづらく、フィードバックがもらえないと営業スキルを伸ばしにくく状況に陥ってしまいます。

営業シーンで活躍するタブレットの特徴

近年営業活動に導入されるようになったタブレットですが、その機能としてはどのような特徴があるのでしょうか、具体的には以下のような特徴があります。

画面が見やすく持ち運びやすい

タブレットはスマホよりも画面が大きいことから、デジタル資料に目を通す際にも見やすくなっているうえ、PCよりも重量が軽いので持ち運びやすくなっています。

お客様からしても紙の資料と変わらない感覚で資料に目を通せるうえ、自身が持ち運ぶ際にも持ち運びやすいことからストレスに感じることも比較的少ないでしょう。

PCよりもかかるコストが低い

タブレットはPCを購入するよりも安価に打っていることが多いので、企業に導入する際にも費用を押さえたうえで営業活動に導入することができます。

導入の際に費用がかかることを懸念している企業にとって、PCよりも低い費用で導入することができる点は大きな魅力の1つでしょう。

機能のカスタマイズ・制御ができる

タブレットとアプリの導入やクラウドサービスなどと連携させることによって新たな機能を追加でなおかつ簡単に導入することができるので、営業活動のみならず業務全体の効率性を飛躍的に向上させることが可能です。

また、タブレットの利用できる範囲も自社側で制限することもできるため各営業マンに配布したとしても利用の濫用も防ぐことができます。

セキュリティもしっかりと対策できる

タブレットにはパスワード入力による認証に加え、指紋認証や顔認証などの生体認証の機能がサポートされている機種が多くあり、セキュリティ面での防備を充実させることができます。

また、タブレットを紛失したり、盗難にあったりした場合にでも、モバイルデバイス管理(MDM)のサービスを使っていれば、紛失場所の追跡やリモートからの通信の停止、画面のロックといった対策ができるので機密情報の漏えいを防ぐことも可能です。

営業でタブレットを活用する3大メリット

営業活動でタブレットを活用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的には以下のようなものがあります。

最新資料をいつどこでも閲覧可能

営業活動でタブレットを活用するメリットの1つ目には、最新資料をいつどこでも閲覧可能得あることが挙げられます。

タブレットがあれば資料データにいつどこでもアクセスできるため、資料を持ち運ぶ必要がなく、最新の資料をリアルタイムで参照することができます。また、動画やアニメーションなど紙資料ではできない演出も可能になるので、ビジュアル面でもお客様にとって見やすい資料を提供できるでしょう。

隙間時間の活用で業務効率を向上

営業活動でタブレットを活用するメリットの2つ目には、隙間時間の活用で業務効率を向上できることが挙げられます。

タブレットを利用すれば、次の会社との商談までの隙間時間に報告業務、メール対応、資料準備などの作業が行えるので、時間の効率的な利用が可能です。業務時間の有効活用ができることによって、時間単位ごとの業務効率を向上させることができる上、自身の営業活動の重要な部分により多くの時間をさけるようになります。

情報共有とフィードバック活性化によるスキルアップ

営業活動でタブレットを活用するメリットの3つ目には、情報共有とフィードバック活性化によるスキルアップが図れることが挙げられます。

タブレットによって他の営業マンとの情報共有が容易になるので情報の報告漏れなどをなくすことができ、その共有した情報をもとにフィードバックをもらいやすくなります。フィードバックをもらいやすくなることによって、自身の営業スキルを伸ばす機会が増えることにつながるので、ビジネスマンとしてのスキルの向上にも役立てることが可能です。

まとめ

ここまで、タブレットを営業活動に導入することによってどのようなメリットがあり、どのような問題点を解決してくれるのかなどについて説明してきました。

タブレットを導入することによって従来よりも効率的に営業活動を行えるようになることから、自社の業績のさらなる向上につなげられる可能性を高めることができる点は大きな魅力であると言えるでしょう。

これからタブレットの導入を検討される方は、ぜひ本記事でご紹介したポイントを抑えた上で、タブレットの導入支援を行っているパートナー企業にご相談されてみてはいかがでしょうか。