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ChatGPTの新機能「Advanced data analysis」の活用方法とは?

  • 2023年11月10日
  • 読了時間: 6分

更新日:5月27日


ChatGPTの新機能「Code Interpreter」が2023年7月に公開され、その年の8月に「Advanced data analysis」へと名称が変わりました。


これまでのChatGPTでは主にテキスト形式での会話の機能でしたが、Advanced data analysisはプログラミングの生成、アップロードしたファイルの分析、グラフデータの生成など、職種に関係なくどんな人でもプログラミングの実行や業務効率化が期待できるため、注目を集めています。


この記事ではAdvanced data analysisとは何か、活用方法やその注意点を詳しく説明します。業務効率化の参考として、ぜひ御覧ください。


<目次>


Advanced data analysis(旧Code Interpreter)とは?

Advanced data analysisとは、直訳すると「高度なデータ分析」で、データファイルをグラフ化したり分析を行ったりするためのコード生成・実行ができる機能です。旧名称は「Code interpreter(コードの通訳者)」で、2023年8月にAdvanced data analysisに名称が変わっています。 本機能は、ChatGPTのGPT-4から搭載されています。月額20ドルプランの「ChatGPT Plus」や2023年8月にリリースされた「ChatGPT Enterprise」で利用が可能です。 また、同年11月には中小企業・組織向けプランとしてChatGPT Teamも追加されました。このプランは月額25ドルプランになっています。


Advanced data analysisが注目される理由

今回搭載されたAdvanced data analysisが注目される理由は2つあります。それぞれ紹介していきます。

誰でもプログラミングの生成・実行できる

Advanced data analysisが注目されている理由の1つ目は、誰でもプログラミングコード生成・実行ができる点です。プロンプトで指示した自然言語の内容を解析して、Pythonコードに変換をしてくれます。この仕組みはサーバー上で仮想的なPython実行環境でコード処理されたものが、チャット画面に表示される仕組みです。そのため、端末によって必要となるPython環境のインストールが不要となります。 またPythonコードが生成できるようになったことにより、ChatGPTでは困難だった関数や立方根などの複雑な計算も実現できます。

ファイルのアップロード・ダウンロード

これまでのChatGPTでは、ファイルのアップロードやダウンロードはできませんでしたが、Advanced data analysisでそれらができるようになりました。通常の自然言語のテキストファイルや、分析したいデータのExcelファイル、画像データ、コードやスクリプトなどがアップロードできるようになるので、活用の範囲が大幅に広がったと言えるでしょう。また、ファイルのダウンロードもできるため、利便性が増しています。対応しているファイル形式は以下で、これからも対応形式は増えていくと予想されます。

  • テキストファイル(.txt, .xml, .json, 等)

  • データファイル(.xlsx, csv, .tsv, .json, 等)

  • ドキュメントファイル(.pdf, .docx, .xlsx, .pptx, 等)

  • コードファイル(.py, .js, .html, .css, 等)

  • ZIPファイル(.zip)

  • 画像ファイル(.jpg, .png, .gif, 等)

  • 動画・音声ファイル(.mp4, .avi, .mov, .mp3, .wav, 等)



Advanced data analysisの活用例

Advanced data analysisにはいくつか活用例があります。代表的な活用例を5つ紹介していきます。

長文の要約

長文の要約を行いたい時にAdvanced data analysisで活用できます。文章のPDFファイルをアップロードし、その要約を依頼します。「500文字以内で課題と解決策がわかるような要約をしてください」と指示をすると要約テキストがアウトプットされます。

データ分析

Advanced data analysisではデータの分析が行なえます。例えば、グラフデータ化してほしいCSVをアップロードし、集計や統計処理を行い、中央値や平均値を割り出す分析を行ってくれます。会議で使用する売上データの資料作成に役立てることができます。

Pythonコードの生成・実行・解説

冒頭でも述べましたが、プロンプトで簡単な指示をするだけで、Pythonコードを生成することができ、さらに実行まで仮想環境で行うことができます。そのため、実行した後の動作も確認することができます。さらに、コードの内容も解説されるので、エラーが発生している箇所が把握しやすくなります。プログラミング学習としても活用できるでしょう。

画像処理・検出

Advanced data analysisでは画像処理の活用が可能です。画像データをアップロードして文字入れなどの編集処理が行えます。また、写真データをアップロードして、複数写っているものの中から他とは異なるものを検出します。不良品検出を目的として活用することで、人為的なミス・漏れの防止が期待できます。

QRコードの生成

QRコード生成をすることが可能です。指定したURLをQRコード作成依頼のプロンプトを投げることにより生成されます。生成したファイルはダウンロードして活用することができます。アクセス数を増やしたいページのQRコードを企業概要チラシに埋め込むことで、集客に役立ちます。

パワーポイントのたたき作成

Advanced data analysisでパワーポイントのたたきを作成することができます。予め文章ファイルをアップロードしたり、箇条書きのメモベースの内容をチャットで指示し、パワーポイントのたたきを生成しパワーポイントファイルが作成されます。編集を加えるだけの状態のパワーポイントが生成されると、土台から作成するよりも、効率的な作業が実現できます。


Advanced data analysisの活用で注意するポイント

Advanced data analysisの活用例をいくつか紹介しましたが、活用するにあたって注意が必要なことがあります。ここでは注意するポイントを2つ説明していきます。

インターネット接続や外部API連携ができない

Advanced data analysisはインターネット接続がされていません。Python仮想環境で実行されるコードは、セキュリティを考慮してインターネットに接続されないようになっています。その為、タイムリーな情報に基づいた分析を行う際にはデータ元に注意が必要です。 例えば、日々移り変わるマーケット情報や気象情報を使う場合には、最新の分析ができません。外部APIとの連携もできないため、外部システムやサービスのデータを用いる場合は、データを予めアップロードするなど、分析を開始する前にデータを揃える必要があります。

セッションのタイムアウト

ChatGPTで一つのセッションが開始され、一定時間が経過するとタイムアウトとなります。タイムアウトすると、Advanced data analysisを利用してアップロードしたファイルやチャットの内容が継続されない点を考慮しておく必要があります。


まとめ

Advanced data analysisの活用例をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ChatGPTにAdvanced data analysisが追加されたことにより、どんな職種の人でも業務効率化や生産性の向上が期待できるようになりました。 ChatGPTをリリースしているOpenAI社以外にも、多くの企業が生成AIの研究や開発を進めています。今後も新しい機能やサービスはますますリリースされ、様々なビジネスシーンで役立てるでしょう。テックファームではChatGPTを始め、最新の情報を提供し続けていきます。


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