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ECサイト構築サービスの選定ポイントとSIer厳選おすすめECパッケージ3選

  • 2023年6月30日
  • 読了時間: 12分

更新日:5月27日


「ECサイトにはどんな種類があるのか気になる」「ECサイトの構築方法はどうすればいいのか迷っている」「ECサイトを開設する際にどの手法を選ぶべきかわからない」といったお悩みを抱えていませんか?

ビジネス規模や求める機能性に応じて、ECサイトを構築する手法は異なります。

この記事では、ECサイトの開設手法のひとつである「ECパッケージ」について詳しく解説していきます。 最適なプラットフォームを見つけて、自社のECサイトを開設してみませんか?

<目次>


ECパッケージとは?

ECパッケージとは、ECサイトを構築し、運営するための機能が既にパッケージングされた製品です。一から開発する必要なく、ECサイトを構築することができます。商品管理・在庫管理・顧客管理・注文管理、カート機能や決済機能など基本機能が備わっているため、比較的簡単に独自のサイトを構築できます。 要するに、短期間でECサイトを立ち上げることが可能なのです。


ECサイト構築に適したパッケージの種類

ECサイトを構築するためには、どのような手法が存在するのでしょうか? ECサイトを構築するためのパッケージは、以下の大きく4つに分類されます。

  1. モール型

  2. ASPサービス

  3. ECパッケージ

  4. オープンソース


モール型

モール型とは、ショッピングモール型のECモールで、出店してサイトを開設します。代表的なものにAmazonや楽天があります。

メリット

  • 簡単に開設でき、初期費用を抑えられる

  • ECモール(Amazon、楽天など)の知名度を利用して集客が可能

  • モール内での集客力が高い


デメリット

  • 自由なカスタマイズができず、独自性を出すことが難しい

  • 独自のドメインを取得できない

  • 同じモール内の競合他社との差別化が難しく、顧客を自社へ誘導することが難しい

モール型のECパッケージは、初期費用を抑えながら知名度や集客力を利用できますが、カスタマイズや競争力の確保には制約があります。

ASPサービス

ASP(Application Service Provider)とは、クラウド上のシステムを利用してECサイトを開設することです。

メリット

  • ソフトウェアのダウンロード不要で、初期費用、ランニング費用を抑えることができる

  • スピーディにECサイトの構築ができる

  • インフラの準備や初期費用を抑えながら独自ドメインを取得できる


デメリット

  • 様々な企業が利用する前提なので、機能の拡張や改善などカスタマイズが難しい

  • カスタマイズができないので、特殊な業務やニッチな業務への対応ができない

  • 外部システム(物流や基幹システムなど)との連携が難しい

ASPサービスを活用すれば、安価で手軽にECサイトを構築することができます。カスタマイズがいらずに事足りる方なら向いています。

ECパッケージ

ECパッケージは、自社サーバーにインストールすることで利用することができます。

メリット

  • 基本機能はもちろん、オプション機能も備わっているため機能が豊富

  • 運営チームがいるため、サポートとアップデートが充実している

  • セキュリティガイドラインなどがあるため、セキュリティ対策を実施している

  • 大規模、中規模のECサイト構築が可能


デメリット

  • 機能が十分な反面、余分な機能や複雑さがある

  • オープンソースやASPサービスに比べると、初期費用、ランニング費用はかかる

  • 要件を決めるため、運用開始までに時間がかかる

ECパッケージは、自社サーバーにインストールして利用するため、システムの老朽化があります。そのため、定期的にアップグレードや対策が必要となります。

オープンソース

オープンソースとは、無償で公開されているソースコードを利用し開設します。プログラムが公開されているため、開発知識があれば改修し自由なカスタマイズができます。

メリット

  • プログラムが公開されており、自由なカスタマイズが可能

  • 多くのコミュニティや開発者が存在し、サポートや追加機能の提供が豊富


デメリット

  • プログラム改修には知識のあるエンジニアが必要

  • マニュアルなどは用意されておらず、サービスに対するサポートが手薄

  • ライセンスに準拠する必要

オープンソースを利用することで、初期費用を抑えながらECサイトを構築し、自由なカスタマイズが可能です。また、多くのコミュニティや開発者の存在により、サポートや追加機能の提供が充実していますが、プログラム改修には専門知識を持った人材が必要です。   上記以外の手法でフルスクラッチ開発があります。フルオーダーでサイトを構築する方法です。期間と費用はかかりますが、自社に最適なシステムを構築、運用できます。 フルスクラッチについて、詳しく解説しておりますのでこちらをご参照ください。


どんな人にどんなパッケージが最適か?

実際にどのパッケージが自分に最適かわからないという方もいらっしゃるかと思います。 そこで、私たちが用意したパッケージ診断をご紹介します。


オープンソースがおすすめなケース

専門知識をもつエンジニアがおり、自由にカスタマイズをしたいかたは、オープンソースがおすすめです。独自の機能を追加したり、デザインにこだわることができます。 例:開発リソースを持つ企業、ニーズに合わせてカスタマイズをしたい

ECパッケージがおすすめなケース

カスタマイズはしたいがサポートもして欲しいかたは、ECパッケージがおすすめです。大規模・中規模のサイトでオプション機能を追加しつつ、充実したサポートが受けれます。 例:年商1億円以上の実店舗を持っている、デザインにこだわりたい

ASPがおすすめがおすすめなケース

独自のサイトを持ちたいが費用を抑えてスピーディーに構築したいかたは、ASPがおすすめです。独自ドメインを取得できることも魅力です。 例:すぐに始めたい企業

モール型がおすすめがおすすめなケース

集客をしつつ簡単にサイトを構築したいかたは、モール型がおすすめです。モール自体の集客力はもちろん信頼度も高いです。また独自サイトを既にお持ちのかたは、第二のサイトとして併用するかたもいます。 例:自社の価格に自信がある企業、ブランド認知度を高めたい企業   パッケージはさまざまな種類が存在し、企業の規模や業務によって最適な選択肢が異なります。比較検討しながら、自社に適したパッケージを見つけることをおすすめします。


失敗例から学ぶパッケージの選び方

最適なパッケージを選んでも失敗してしまうことはあります。よくある失敗例をいくつかご紹介しますので、事前に確認しておくことが重要です。

操作しにくいユーザビリティ

ECサイトの訪問者は商品を探し、購入するためにサイトを訪れます。そのため、ナビゲーションの改善や検索機能の充実など、ユーザビリティは非常に重要です。しかし、パッケージを使用する場合、既存の選択肢から選び、さらにカスタマイズを行うことで、シンプルなUI/UXが損なわれることがあります。使いづらいサイトはユーザーの離脱を引き起こすため、シンプルで使いやすいユーザビリティを実現することが重要です。 パッケージを選定する際には、操作性とユーザビリティに注目しましょう。ユーザーが快適にサイトを利用できるような使いやすいインターフェースや優れたナビゲーションを提供するパッケージを選ぶことで、顧客満足度を向上させることが可能です

十分な要件定義が不足しているケース

システム開発において、要件定義は最初に行うべき重要な工程です。特にECサイトでは、商品管理・在庫管理・顧客管理・注文管理、カート機能や決済機能、配送など、多くの要件が存在します。しかし、この工程で要望を整理しておかないと、後の工程で正しい対応が伝えられず、要望と異なる仕様や、当初の予算では実現困難な状況に陥る可能性があります。要件定義を適切にドキュメント化し、可視化することが重要です。 要件定義の重要性を認識し、自社の業務を理解して、洗い出すなど十分な準備と検討を行いましょう。

予測に基づいたサーバー設定ができていない

ECサイトでは、新商品の販売や予約商品時には通常よりも多くのアクセスが発生する可能性があります。そのため、アクセスの集中に備えるためには、適切なサーバー設定の変更が重要です。予想よりも多いアクセスが発生した場合、ユーザーはページにアクセスできず、購入の機会を逃す可能性があります。逆に、予想よりも少ないアクセスであれば、サーバーの増設費や人件費が無駄になる可能性もあります。正確な予測を行い、購入の機会を逃さないように注意しましょう。 対策として、どの時期にどれくらいアクセスがくるか予想しましょう。GA4(Googleアナリティクス)などのアクセス解析ツールでユーザーがサイトを訪れた数を把握することが可能です。パッケージでアクセス解析ができるか、また別サービスが利用できるかなど確認をしましょう。

データ分析ができない

ビジネスにはデータ分析が不可欠です。データ分析を行う際には、明確な目的を持つことが重要です。データ分析ができていなければ、適切なキャンペーンやクーポンを発行できず、リピーターの獲得ができなかったりするなど成果を得ることができないです。 選定する際には、データ分析に関連する機能に注目しましょう。例えば、データ抽出・加工機能。将来の売上や需要の予測を行う予測分析機能。外部ツールとの連携ができるパッケージであれば、TableauやPower BIなどの既存ソリューションを活用することが可能です。最適なパッケージを選ぶことで自社オリジナルのデータ分析が可能です。是非利用し、売上向上を目指しましょう。

掲載順位が上位に表示されない

ECサイトの成功には、訪問者を確保することが不可欠です。掲載順位が低いために閲覧されず、購入の機会を逃してしまうことがあります。そのため、常に分析を行う必要があります。 サイトへ訪問してもらうには、「クローラー」と呼ばれるロボットにECサイトへ来てもらう必要があります。検索エンジンの最適化が行えるかどうかを注目しましょう。 ECサイトの最適なSEO対策には、キーワードリサーチ、サイトの構造が一先ず重要です。 ”Google Search Console”などで適切なキーワードを調査し、有益なコンテンツを提供しましょう。また、URLを短くする、コンテンツに辿り着くまでの階層をわかりやすくするなど、サイトの構造と内部リンクを整理してクローラーのインデックス作業を助けましょう。 検索エンジンの順位を上げることで、ターゲットユーザーに効果的な結果を提供できます。   これら失敗例を事前に確認し、パッケージ選定の際に注意を払うことで、より適切な選択ができるでしょう。また、実際に利用している他の企業やユーザーのレビューやフィードバックも参考にすることで、失敗リスクを軽減することが可能です。


SIerが選ぶECサイト構築サービス

実際のECパッケージはどのような製品があるのでしょうか。 Sierがおすすめする3つをご紹介します。

概要

ebisumartは、ASPとパッケージの両方の長所を兼ね備えた「クラウドEC」という新たなECサイト構築サービス。他の会社と比べてみると、機能の充実さが高いところが特徴になっています。ECサイトを構築する上で予算に余裕のある中・大規模の企業さんにおすすめです。

特徴

  • 年250回以上と機能アップデート数 No.1​

  • 外部システムとの多数可能

  • 顧客のタイミングで追加カスタマイズ可能

強み

  • システムを受託開発していた企業

  • フルカスタマイズができる

事例

SQUARE ENIX、BANDAI NAMCO、YAMAHA、NTT西日本 など

向いてる方

  1. ECパッケージを使っていてリプレイス検討している会社​

  2. カスタマイズ性を維持しつつ、最新の機能を使いたい(自動)

  3. 中~大規模ショップ向けですが、小規模ショップ向けに「エビスマートゼロ」というクラウドECプラットフォームも提供している

SIerのおすすめポイント

多機能!高速アップデート!定期的にアップデートが行われるので、常に最新機能を利用できることがおすすめです


概要

ecbeingはECパッケージに該当するサービスでシェア率はNo.1を誇ります。導入実績も業種や業態を問わずにあり、400名以上のシステム開発エンジニアと、200名以上のマーケティング支援専任スタッフが在籍しているなど、国内最大級のサポート体制があることも安心できます。コンサルティング部隊もいるため、自社のブランドを確立したい方に向いています。

特徴

  • EC専用インフラ・セキュリティ(24時間365日常駐サポート)

  • SNS向けのアプリなどマイクロサービスがある

強み

  • ECパッケージ サイト構築実績 国内トップシェア

  • EC業界最大の開発リソース

  • コンサルティング主体にビジネスに合わせた提案可

事例

吉野家、LOTTE、BEAMS、Workman、ABC-MART、JAL、SHIPSなど

向いてる方

  1. 自社ブランディングをしつつECサイトを活性化させたい

  2. ECを中心にした自社独自のオムニチャネル環境を構築したい

  3. 堅牢なセキュリティ環境でのEC運営がしたい

  4. 既存取引先との受注業務の効率化を実現したい

SIerのおすすめポイント

大手老舗で安心!24時間365日のサポートを手に入れることができ、他社に比べて顧客に合わせたECサイト構築を行える柔軟な対応力が魅力!


概要

ECサイトを構築するために必要な機能が揃っているツールです。新規でECサイト構築、既存サイトでのupdateに悩んでいる企業、どちらも向いています。オープンソースのパッケージということで、自由度が売りであり、業務に応じた最適なサイトを構築できるのが強みです。

機能特徴

  • マルチテナント

  • 多言語(海外対応)

  • VRコマース(VRによるリアルな体験)

強み

  • 自社のPOSソリューション

  • 多様な構築モデルに対応

  • 基幹システムや外部サービスとのリアルタイム連携

事例

H.I.S、りらくる、Tabio、ROYAL CANIN など

向いてる方

  1. ソースコードが公開、自由にカスタマイズしたい方

  2. 決済や商品情報連携など様々な外部サービスと連携したい方

SIerのおすすめポイント

自由が第一!オープンソースが公開されているため、カスタマイズが可能であり、自由に表現ができる。セキュリティ面で気をつける必要があります


まとめ

ECサイトの構築手法についてご紹介しましたが、重要なのは「自社に適した手法を選ぶ」ことです。事前に自社の規模や目的を明確に整理することで、予算超過や必要な機能の不足などを回避できます。 また、EC市場や業務に精通したパートナーを選定することも重要です。適切な開発パートナーなどと連携しながら、ECサイトの構築を進めていきましょう。

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を具体的に解説していきます。

サービス開発を迷いなく、確かな成功に導く一助になれば幸いです。

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