【2020年1~6月開催】IoT/AI関連の展示会・セミナーイベントまとめ

2019年でも、各社で様々なIoT/AI関連のサービスがリリースされ、市場が活気を帯びてきました。

IoTビジネスをさらに加速させると言われる5Gの実用化についても、関係各社で着々と準備が進められている状況です。

そこで本記事では、IoT/AI関連の最新製品・ソリューション・事例が紹介される2020年前半の展示会・セミナーイベント情報をまとめました。情報収集に役立ててください。

※本記事の各種イベント情報は、2019年11月時点に各イベント主催者が公開している情報に基づいて記載しています。

※新型コロナウイルスの国内での感染拡大を防ぐため、開催中止となっているイベントもございます。最新情報は各イベント主催者の公式サイトにてご確認ください。（2020/2/28更新）

【関西】IoT/M2M展、【関西】ＡＩ・業務自動化 展

大阪で開催される西日本最大級のIT展示会「Japan IT Week 関西」の中にある専門展です。Japan IT Week関西は、計9つの専門店で構成され、IoT/M2M展やAI・業務自動化展以外にも、「次世代 EC&店舗EXPO」や「ソフトウェア&アプリ開発 展」などが同時開催されます。

例年開催される本展示会、2019年のIoT/M2M展ではIoTを手軽に運用できるプラットフォームや最新センサーの展示などが注目でした。2020年には遠隔監視、生産管理、エッジコンピューティングなど、最新のIoTソリューションが展示される予定です。

ENEX2020／Smart Energy Japan2020／電力・ガス新ビジネスEXPO2020

「脱炭素社会を目指したエネルギーマネジメント」をテーマとし、2030年のエネルギーミックス実現に向け今後のエネルギーマネジメントに役立つシステムが展示される展示会です。

今回取り上げられる8つのキーワードの内の一つがIoTとなっており、「デジタライゼーション」をテーマとしたフォーカス展示が親切される予定です。IoTやAIを活用したエネルギーマネジメントや電力制御、需給管理エネルギーシステムなどが注目です。

ひろしまAI・IoT進化型ロボット展示会2020展示会

中国・四国・九州地方で14年連続第1位の工業出荷額を誇る広島県。その広島県が誇るAIやIoTを活用した「スマートものづくり」への取り組みをご覧いただける展示会です。

本展示会は2020年で3回目の開催となり、AIやIoTなどの基盤技術、AIやIoTによってインテリジェンス化された「進化型ロボット」が展示されます。

第４回スマート工場 EXPO

スマート工場EXPOは、スマート工場・スマート物流を実現するためのIoTソリューションや、AIと連携させたロボットなど、最新技術・ソリューションを展示する専門展です。各種部品や機器、医薬・化粧品・食品などのメーカー企業の生産・工場関係者を対象とした展示会で、スマート工場やスマート物流の構築を検討している方にとっては、業界の最新技術に触れられる機会の一つです。

同会場にて、最新ロボットやロボット開発技術をご覧いただける「ロボデックス」、ウェアラブル端末や周辺技術に特化した「ウェアラブルEXPO」も開催されます。

Careテクノロジー2020

東京ケアウィーク内にて開催される、介護支援に関わる最先端テクノロジーが一同に集結する専門展です。介護・高齢者施設や病院施設などを対象に、介護ロボットやAI・IoTを活用した介護システムなどが展示されます。

前回の本展示会では、見守りIoTや生体センサーなど、介護現場での実績があるIoTデバイスが多数展示されました。今回も介護・高齢者施設などで介護の負担を軽減したいと考える方々向けに、最新テクノロジーを用いた事例も多数紹介されることでしょう。

制御システムセキュリティカンファレンス2020

制御システムの現状と課題を関係者へ共有することが目的のカンファレンスです。講演内容は、産業用IoT(IIoT)のセキュリティに関する内容や製造業サプライチェーンにおけるセキュリティリスク対策、インシデント事例などが想定されます。

2019年の同カンファレンスでは、JPCERT/CC技術顧問による「制御システムセキュリティの現在と展望」や、「鉄道分野における制御システムセキュリティ対策の検討」や「製造現場に産業用IoTを導入する際のセキュリティ対策の手始め」など、最新の国内外の制御システムにおける脅威の現状や、業界ごとの取り組みについての最新情報が見どころでした。

国際物流総合展2020 -INNOVATION EXPO-

「労働力不足」の解消をテーマに内外の最新物流機器・システム・サービス等のソフトとハードを一堂に結集させる展示会です。2019年の同展では、倉庫の自動化やデジタルピッキングなど注目のソリューションが複数展示されていました。今回の展示にも期待大です。

製造業向けIoT活用カンファレンス2020 春

製造現場にフォーカスし、各種課題に対してアプローチをかけるセミナーセッションと展示で構成されるカンファレンスです。会場では、MaaSや自動運転技術などに代表される次世代の自動車業界に特化した「次世代自動運転・コネクテッドカー・カンファレンス 2020 春」も同時開催されます。

前回の本イベントでは、製造業におけるAIやRPA活用、ビジネス変革やデジタルトランスフォーメーション、IoTとモビリティ領域を連携させたMaasなどの講演ラインナップがあり、その他にもスマート工場の製品紹介、エッジコンピューティング用の無停止コンピュータなど、注目のテーマに関する展示が盛りだくさんでした。

ものづくりAI/IoT展

ものづくりAI/IoT展は、製造業向けのIoT・AIソリューションが集まる専門展です。本展は「日本ものづくりワールド」内に位置し、同会場では「3D&バーチャルリアリティ展」や今回新設される「計測・検査・センサ展」も同時に開催され、計2,030社が出展を予定しています。その他にも、トヨタ自動車やマツダよる次世代クルマづくりに関する基調講演や、ニコン、川崎重工業、ヤマハ発動機、リコー、日立製作所など、数々の業界トップによる特別講演も注目です。

スマートグリッドEXPO

次世代電力システムに関する展示会です。エネルギー管理などの分野でIoTとの連携が多くなってきていて、最新の製品やサービス、事例が展示されます。2019年のスマートグリッドEXPOでは、セミナー講演にてエネルギー分野におけるAI・IoT活用事例が各社から紹介されていました。

リテールテックJAPAN

流通・小売業、外食、サービス業に向けたIT展示会です。「NIKKEI MESSE」の幕張メッセ会場で開催され、同会場には「SECURITY SHOW」やオフィス改革・働き方改革をテーマとする「Future Office Tech & Facility」などが同時開催されます。

リテールテックJAPANでは、POS、キャッシュレス決済、物流管理システムやECソリューション、店頭販促ツール、デジタルマーケティング、そしてこれらを支えるAI・IoT、データ活用、HRテックなどのデジタル基盤が紹介されます。セミナーも予定されており、デジタルトランスフォーメーションや決済サービス、流通システムの最新動向について聴講できます。

ネクストイノベーション・テクノロジーフェア2020

主に製造業向けに、基盤技術と先端技術・IoTを融合させた製品やソリューションが展示される展示会です。本展示会は、中部産業連盟が2019年に創立70周年の記念事業として開催した際に好評を得て、引き続き開催されることになったものです。

新素材や加工技術から、生産効率化・最適化技術、物流・搬送技術、ロボット技術、AI・IoT、画像処理技術といった最先端のテクノロジーまでモノづくりに関わる様々なソリューションをご覧いただけます。

IoT/M2M展、AI・業務自動化 展

今回で第29回目の開催となる「Japan IT Week 春」内の専門展です。東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week春」は、計10の専門展で構成され、1,400社が出展、来場者数は8万5000人規模のビッグイベントです。

中でもIoT/M2M展では、無線通信技術や各種センサー、遠隔監視や設備・生産管理ソリューション、AI・予知保全、IoTデータ活用などが揃います。AI・業務自動化展では、AIエンジンやRPA、チャットボットツール、業務自動化コンサルなどが紹介されます。

ワイヤレスジャパン2020

2020年に実用化予定の5Gを含む「モバイルインフラサービス」と、無線LANやBluetoothなどで実現する「近距離無線ネットワーク」を中心に無線技術の最新動向を展開する展示会です。今回で25回目の開催となる本展では、デジタルトランスフォーメーションやSociety5.0を進展させるワイヤレス通信とIoTをテーマとしています。

関西ロボットワールド2020

ロボット・次世代モビリティについての最新テクノロジーが展示される専門技術展です。「サービスロボット展」「産業用ロボッ展」「次世代モビリティ展」の3つの専門展とセミナーで構成されるイベントで、ロボット開発技術や駆動技術、認識技術、AI、自動運転技術、コネクテッド技術などが紹介されます。

SPORTEC東京

スポーツ設備・機器、フィットネス機器、健康器具、介護機器などが集められた、スポーツ・フィットネス・健康産業で日本最大の展示会です。フィットネスやトレーイングマシンから、スポーツ用品や健康器具、スポーツ向けITサービス、介護予防・リハビリ関連製品などが展示されます。中でもスポーツIoTパビリオンでは、健康管理アプリやウェアラブル機器、モーションキャプチャ、センサーなどが紹介されるので注目です。

まとめ

IoTは、まだまだこれからの伸びが期待できる分野。様々な領域に適用できることから、新サービスはこれからもどんどん出てくると考えられます。

この流れに乗り遅れないよう展示会に足を運び、業界の最新情報をキャッチしていきましょう。