
ユーザーにアプリを利用してもらうには、まずはダウンロードされる必要があります。
しかし、なかなかダウンロードが増えない・・・と頭を抱える担当者様も多いのではないでしょうか。
企画から開発、検証を経てやっとリリースできた念願のアプリ、多くのユーザーに使ってもらいたいですよね。
そこで今回は、短期間でアプリのダウンロード促進が可能なプロモーション施策を6つご紹介していきます。
施策① 自社メディア
まずは自社で保有しているサイトやブログを活用しましょう。
アプリのリリース自体を告知することはもちろんのこと、機能や使い方の紹介、アプリをダウンロードできるページのリンク、アプリのダウンロードキャンペーンの内容等を紹介します。
自社メディアでの紹介はコストがかからない上、ユーザーは正式な情報として捉えられるので安心感をプラスさせることができます。
施策② CPI広告
CPI(Cost Per Install)広告は、アプリのインストールをもって課金される形態の広告です。
インストール単価を事前に設定できるため、良い費用対効果で認知・ダウンロード促進のための広告が出せます。広告はアプリやモバイルサイトなどの様々な箇所に掲載される仕組みになっています。
代表的な国内サービスを以下にいくつかご紹介します。
- adcrops
国内最大級のアフィリエイトネットワーク「A8.net」を展開している株式会社ファンコミュニケーションズが提供するCPI型の広告ネットワークです。国内最高クラスの獲得力があり、アプリ掲載面・Web媒体掲載面とのバランスがよく、提携メディア数も国内トップレベルです。 - GMO SmaAD
GMOグループのGMO TECH株式会社が提供する、こちらも国内最大級の広告ネットワークです。提携メディアとして規模の大きいメディアが多いのが特徴です。 - Unity Ads
ゲーム作成ソフト「Unity」が提供するアプリ内広告ネットワークです。掲載面はTVCMでも集客をしているような国内シェアの高い人気ゲーム内です。クリエイティブは動画の形式となっているので認知・理解度を高めながらの広告展開が可能です。 - CA Reward
サイバーエージェントグループの株式会社CAリワードが提供するサービスで、独占・独自メディアを多数保有しています。アドテクが取り入れられているので、広告配信の最適化をしてくれます。
施策③ SNS広告
Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアはアプリプロモーションに打ってつけです。スマホユーザーのアクセス頻度が高く、拡散力があり、ユーザー属性に基づいたターゲティングが可能です。
Facebookは特に社会人向け、Twitterは若年層、Instagramは若い女性、とそれぞれのソーシャルメディアにユーザー属性の違いがある他、投稿形式・内容にもそれぞれ特徴があるので、各種メディアに合わせて訴求の仕方を工夫することが重要です。
また、自社アカウントでアプリを紹介するだけではなく、インフルエンサーも活用すれば、さらなる情報拡散が見込めます。
インフルエンサーをネットワークしているサービスは昨今多く存在しますが、以下にいくつかご紹介します。
- tweepie
Twitterインフルエンサーを多く持つサービスです。課金形態はリーチ課金で、拡散力が高く、瞬発的なプロモーションが可能です。 - soendo
FacebookとTwitterのインフルエンサーが多いサービスです。課金形態はクリック課金型なので着実に安定的な誘導が可能です。 - SPIRIT
Instagramインフルエンサーが多いサービスです。課金形態は投稿依頼型となっており、ビジュアル性の高い素材を活用したブランディングが可能です。
施策④ 記事・バナー広告
純粋に各種Webメディアの広告枠を活用する施策です。
リーチしたいユーザーターゲット属性に合わせてメディア選定することもできれば、アプリにまつわる情報を取り上げているメディアに広告掲載するという手もあります。
アプリ情報メディアで有名どころは、APPBANK、オクトバ、andronavi、カミアプ、Applivなどです。
施策⑤ メルマガ告知・広告
会員に対してメルマガ形式でアプリ情報を告知することも有効です。
メルマガ会員とアプリは親和性が高いので、リリースの告知や活用イメージの訴求、ダウンロードキャンペーンの紹介など、繰り返しメルマガで情報発信すると効果が見込めます。また、日常的に配信しているメルマガの下にアプリダウンロードリンクを常設しておくことも一つの策です。
自社のメルマガ会員以外に、外部メディアの会員向けにメルマガ広告を打つという手もあります。メディア選定の際に、会員がスマートフォンユーザーであることは要チェックです。
施策⑥ 店舗・紙媒体告知
最後に、店舗などのリアルスペースでの告知です。
お店にフライヤーやポスター、ポップを置いたり、店員から直接お客様にお勧めすることもできます。さらにお得なクーポンやノベルティと掛け合わせれば、一方的な押し付けにならずにお客様に喜んでダウンロードしていただけるでしょう。
また、検索の手間を省くためにQRコードを用意することも有効です。QRコードは、フライヤー、ポスター、ポップなどの店内の紙媒体から、高い確率で持ち帰るカタログ、レシートに印字しておくと効果を発揮します。
まとめ
ここまで、アプリのダウンロードを促進させる特効薬とも言える施策をご紹介してきました。
どの施策も”今すぐ”ダウンロードを増やす効果が見込めます。
しかし、短期的な施策だけでは先細りな結果になりかねないので、長期的にアプリを育てていくという視点も重要です。UIの改善やアプリストア検索対策(ASO)、レビュー数を増やす施策なども並行して取り組んで、アプリのファンを増やしていきたいものですね。