【比較】6つのBeacon機器の特徴を比較してみた!

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近年注目を浴びるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)。家電や人の行動などがインターネットに繋がることにより、生活がより快適になると期待されています。

IoTに関連するデバイスの中でも、各所で目につくようになってきたのがBeacon(ビーコン:低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy」(BLE)技術を使った発信機)機器です。

今回紹介するbeacon機器一覧

Beaconは、一定間隔に電波を発信して位置と付帯情報を通知することを基本性能としています。以前に比べ、安価に手に入るようになり、色々な機能も備えたBeaconも登場してきました。

そこで今回は、Beaconを比較してみました。
利用用途にフィットしたデバイスを見つけるのはもちろん、「へ~、こんなに沢山あるんだ~」と、お楽しみいただければ嬉しいです。

※記事の最後に詳細なスペック比較表を記載しています。利用検討時にご利用ください。
※記載の情報は執筆当時のものです。最新の情報は、各メーカー様にお問い合わせください

 

1:Beacon-02(Micro Beacon)

クレスコワイヤレス株式会社

Beacon-02(Micro Beacon)と500円玉の比較
Beacon-02(Micro Beacon)と500円玉の比較2

小粒でもぴりりと辛い山椒型Beacon、といえばコレでしょうか。
小さく軽量でポータビリティー性が高いのが特徴。なんと500円玉とほぼ同じ大きさです。重さも500円玉7gに対し9gとほぼ二アリー。
クリップタイプ、キーリングタイプはオプション(別売)。
防塵水機能についてもIP57(前の数字が防塵、後の数字が防水機能の数値です。数字が大きいほど高い性能になります)相当と高性能。動作に支障が出ない程度の塵を防ぎ、激しく水に濡れる環境であっても、ほぼ使用可能です。

2:Beacon Card

Pinmicro株式会社

Beacon Cardと500円玉の比較画像
Beacon Cardと500円玉の比較画像2

こちらはカード型。クレジットカードの大きさ(縦53.98mm 横85.60mm)とほぼ一緒(縦55mm 横87mm)。厚さも4mmと薄いです。さらに内蔵電池で4年間動作。防塵水機能もIP65で塵も激しい雨でも問題なし。動作温度も-40℃~+85℃と、北極から砂漠地方までカバー。うーん、タフネス。

<注意点>
・設定アプリ利用前にサイトへのアカウント登録が必要
・アカウント有効期間は30日のみ

3:FCS1301

株式会社フォーカスシステムズ

FCS1301と500円玉の比較画像
FCS1301と500円玉の比較画像2

LED、ストラップホール、ボタン、(オプションでブザー)など、もりもり搭載。七変化じゃないですが、いろいろな用途に使えるのがコレです。薄さは3.5mm、重量は5gと指先でつまめるほどなので設置や持ち運びの負担がありません。まさに、いつでも・どこでも・どうとでも。

4:Proximity Beacons

Estimote, Inc.

Proximity Beaconsと500円玉の比較画像
Proximity Beaconsと500円玉の比較画像2

原石のような不規則な多角形型が特徴的。現在一番認知度が高いBeaconデバイスではないでしょうか。NFC、温度/加速度センサ搭載で機能的にも盛りだくさん。もちろんデザインも素敵です。

5:BTN01

株式会社Braveridge

BTN01と500円玉の比較画像
BTN01と500円玉の比較画像2

特徴的なのが、ボタンを搭載していること。ボタン押下時のみ電波を発信し、シングルクリック/ダブルクリック/長押しでMajor値変更可能です。なお、電池交換はできません。

 

6:オムロン 環境センサ 2JCIE-BL01

オムロン株式会社

オムロン環境センサ2JCIE-BL01と500円玉の比較画像
オムロン環境センサ2JCIE-BL01と500円玉の比較画像2

なんと、温度 ・ 湿度 ・ 照度(明るさ) ・ 気圧 ・ 音 ・ UVの計測ができます。家庭に置いて、赤ちゃんやペットの見守り、家族の帰宅確認や睡眠環境の監視に。オフィスに置けば快適なオフィス環境の維持に。屋外では天気の変化、UVや熱中症アラートに。工場では設備診断や作業環境の適正化に・・・など多くのシーンで利用が見込めます。

Beaconスペック比較一覧表

Beaconスペック比較一覧表

クリックするとPDF画面が開きます

 

それでは楽しいBeaconライフを!