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ツール間連携を自動化するiPaaSとは?連携自動化ツール10選

2021年2月2日
読了時間: 6分

更新日:5月27日

日々のPC業務上で、複数のツールを使い分けることが当たり前になりました。 しかし、複数のツールを使っているからこそ、日常的にツールから別ツールへのコピペ作業、CSVファイルのダウンロード&インポート、を繰り返している方は多いのではないでしょうか。


少量なら問題ないかもしれませんが、これらの単純作業を繰り返すのは時間と労力が勿体ないと感じるものです。そうわかっていながらも、続けざるを得ないのが現状という方も多いはずです。


このような単純作業が発生する大きな原因は、ツール同士の連携が手作業になってしまっているからです。 そこで、ツールが溢れる時代になったからこそ重宝されている、ツール間連携を自動化するiPaaSについて解説していきます。


<目次>


日常業務に潜む連携作業

企業ごとに導入しているツールは、多岐に渡ります。そしてその多くは、クラウドサービス、もしくはSaaS型になってきています。例えば、給与参照するツール、スケジュール管理をするカレンダーツール、勤怠管理ツールといった全社員が使うものから、マーケティングオートメーションツールやSFAツール、工数管理ツール、会計ツールなど特定部門の人たちが使うものまで、様々あるはずです。 それぞれのツールに導入した背景と目的があり、業務がツール導入前よりも格段に効率よくなったケースが多いでしょう。しかし、それぞれのツールの用途が特化しているため、ツールからツールへと情報を移す作業がよく発生しがちです。 例えばマーケティング部門では、最終的なKPIを達成するために何個ものサービスやツールを導入していることが多々あります。


具体的には、集客をする外部メディアサービスや集めたリードを管理するツール、それらをナーチャリングするマーケティングオートメーションツール、さらにはナーチャリングしたリードの営業進捗を確認するためのSFAツールなどです。


そして、各ツールの中でそれぞれのデータを見ることができても、ツールから別ツールへとデータを移したり統合するには手作業が発生する、というのが現状です。


連携を自動化するiPaaSとは?

このツール同士のデータの連携問題を解消するのがiPaaSです。 iPaaSはもともとガートナーというIT分野で調査・コンサルなどを行っている会社が定義づけたもので、integration Platform as a Serviceの略になります。iPaaSはSaaS同士を連携させるツールで、複数のツールから自由にデータを抽出してまとめるといったことを可能にします。 iPaaSと似たものにRPA(Robotic Process Automation)があります。機能は一部重複しますが、RPAは画面操作を模倣するのに対し、iPaaSはクラウド上のデータやアプリケーション、APIを連携・統合するものです。つまり、iPaaSはツール同士の連携に特化しているのです。 例えば各ツールからデータを抽出して表にまとめるような動きをRPAに行わせることは可能ですが、それぞれの動きを一から定義して覚えさせる必要があります。そのため、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の変更があると動かなくなってしまうケースが多々あります。iPaaSであれば主にAPIを使って連携をするので、例えインターフェイスが変更されても変わらず対応ができ、さらに高速かつ安定した連携が実現できます。


ツール連携を自動化するiPaaS10選

次に代表的なiPaaSを紹介していきます。

Zapierは2,000種類以上のWebアプリケーションを自由に組み合わせて業務自動化できるツールです。たとえばGMailで受信したメールの一部内容をスプレッドシートに反映させたり、twitterやfacebookといったSNSサービス、shopifyやwordpressなどのCMS、zohoやsalesforce、hubspotなどのSFA・MAツール間の連携ができます。 リモート環境の影響もあり、現在iPaaSの中で最も注目度の高いツールとも言えます。無料プランもあるので、気軽に試すことが可能です。


IFTTTはこの分野では最も老舗のサービスです。Zapier同様に、SNSで通知があったらそれをスラックでお知らせする、といった使い方をしているケースが多いです。iPhone、Android用のアプリもあるので、スマホからツールを利用する機会が多い場合にも便利です。


Microsoft Power AutomateはMicrosoftのiPaaSツールです。特にMicrosoft365との互換性が高いため、用途に含まれている場合は効率的なツールと言えるでしょう。もちろんローカル環境にデータなどを落とすことも可能なので、Office365との相性も良いです。



Anyflowは一連の作業をワークフローとして登録しておくことで処理を自動化できるツールです。もちろんプログラミングは不要で、UIも使いやすいという評判があります。ただし最低でも月額3万円かかります。



workatoは400種類以上のSaaSを連携させられるツールです。どのようにツール同士を連携させるかという部分を教育することにも力を入れています。workatoではレシピという呼び方がされているのですが、レシピが15万通り以上あり、ユーザーが検索できる仕組みになっています。



BizteX ConnectはUIでの簡単な操作でアプリ同士を連携させられるツールです。ちなみにBizteXではRPAであるcobitも提供しており、Connectとcobitを連携させることも可能です。


この二つのツールを連携させれば、マウスやキーボードの動きから操作を覚えさせる、UI操作で設定する、という両方の組み合わせで作業を自動化できます。



ActRecipeは他のiPaaSとは大きく異なる点があり、それは財務会計に特化しているということです。具体的には、経費精算ツールと帳簿作成ツールを連携させるようなことができます。


またActRecipeという名前の通り、連携の種類に対してレシピという呼び方をしています。領域としては財務会計に特化していますが、その中でのレシピは選択肢が豊富です。おおむねどのような会計ツールにも対応しています。



Celigoも大きな特徴があり、それは最初からツール連携のテンプレートが用意されているということです。基本的にiPaaSは組み合わせ方などの種類はレシピなどとして用意されていますが、すべてがテンプレート化されているわけではありません。


Celigoの場合テンプレートを選択するだけで設定なしにツール同士を連携させられます。ただし逆に言えばテンプレートから外れる場合は自力で設定する必要があり、設定の利便性という観点では他のツールの方が便利な面もあります。



Boomiはアプリ内のデータの移動や管理をするためのツールです。もちろん連携させてそれぞれのツールから自動でデータを抽出するようなことも可能です。30日間は無料のトライアルを利用できるので、iPaaSを試してみたい場合にも便利です。



DataSpider Servistaも複数のアプリケーションを一括で管理するiPaaSです。大容量データの高速処理を売りにしているため、該当する企業は導入価値があるかもしれません。



まとめ

iPaaSはツール同士を連携するツールです。ツールが飽和し、一企業が複数のツールを導入しているからこそ人気の集まっているツールです。iPaaSについて調べているといろいろと難しく説明されていますが、使用感としては直感的に操作できます。 またいろいろなツールが出ていますがスペックに大きな違いがあるというわけではなく、最終的にはUIの好みや連携させたいツールとの相性になるでしょう。迷った場合は、ツールの網羅性やユーザー人気を基準にするのがおすすめです。 その方が不具合更新のためのバージョンアップが頻繁に行われる、改良も早い、ユーザーが多い分情報が多く扱いやすい、といったメリットがあるからです。


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