【初心者向け】ビーコンとGPSの違いとは?分かりやすく解説!

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昨今位置情報を活用したソリューションが世の中を賑わせていますが、中でも現在よく使われるBeacon(ビーコン)。

Pokémon GOや、革新的な無人スーパーAmazon Goにも採用されていると言われている位置情報を特定する機能です。しかし、位置情報と言えばGPSを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

これから先、AIやロボットといったテクノロジーが私たちの生活をより良く変えていく中で、Beacon機能はきっと必要不可欠なものとなっていくはずです。

今回は、そんなBeaconの機能とGPSとの違いを合わせて分かりやすくご紹介していきます。

 

Beaconとその役割とは?

そもそもBeaconとは、低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy」(BLE)を利用した新しい位置特定技術、また、その技術を利用したデバイスのことを言います。

私たちの身近な場所では、イオンモールなどの施設内の施設マップや、お店によってはBeaconを活用した商品情報の配信などを行なっています。

そんなBeaconの大きなメリットとしては、広告やホームページをユーザーが自ら開かずとも、情報を届けることができることにあります。つまり、情報にアクセスするハードルを下げることができるので。

特に実店舗などのオフラインの場で活用されており、広告費の削減にも役立つと、今後の導入を検討している店舗も増えてきています。

BeaconGPSの最も大きな違いとは?

私たちが何気なくGoogle マップなどで活用しているGPS機能とは、Global Positioning Systemの略であり、人工衛星から発する電波を活用して、位置情報を把握する仕組みのことを言います。

Beaconは、信号を半径数十メートル範囲に発信する発信機そのもののことを言います。

簡単にいうと、BeaconとGPSでは発信源が全く違うということです。

この特徴の違いから、GPSは建物の中や地下だと電波が遮断されて受信できなくなりますが、Beaconは端末のBluetooth機能をオンにしている状態で専用アプリをインストールしていれば、建物の中や地下でも受信できるようになっています。

逆に、Beaconは建物内などに取り付けた機器に発信源があるため、ある程度の距離内しか受信することができませんが、GPSは人工衛星を発信源としているため、広範囲で受信を行うことができます。

Beaconの導入事例について知っておこう!

そんなBeaconの強みを生かして、今では様々なシーンで活用されています。

例えば昨年大流行したPokémon GOですが、これも位置情報をBeaconによってキャッチして遊べるゲームとなっています。ここでは、私たちの身近にあるBeaconの活用事例をみていきましょう。

小売店で活用されている

一昨年、大変話題となった無人スーパーAmazon Goでは、様々なセンサーの中でiBeaconと呼ばれるBeaconの一種も活用しているのではないかと言われています。

iBeaconとは、2013年にアップル社が発表したBeaconの規格で、アプリを起動していなくても情報を受信できたり、距離の違いによって受信者に違った情報を届けることができます。

日本国内では、今年5月〜8月の期間限定で六本木ヒルズ内にオープンしている「ZARA ROPPONGI POP-UP SHOP」でもBeaconが活用されています。この店舗では、BeaconとQRコードのシステムが導入されていて、アパレル品についているタグのQRコードをスキャンし、希望のサイズが試着室に用意され、その後オンラインで購入するという仕組みになっています。

図書館の本や館内の案内にも使われている

高知県立図書館では、試験的に2017年6月から12月にかけてBeaconを活用した図書の貸し出しを行なっています。自分が探している本が、Beacon機能により、大体の位置が把握できるようになるというわけです。

また、図書館に限らず博物館や美術館等でもBeaconは積極的に活用されており、館内の作品に近づくとその作品の情報を受け取って説明してくれるといった取り組みも行われています。

GPSが活用されるシーンとは?

では、GPS機能はどうのような場面で活用されているのでしょうか。
Beaconよりは日常生活で馴染みのある言葉ではありますが、改めて活用シーンを見ていきましょう。

携帯電話に使われている

携帯電話には一台一台にGPS機能が搭載されています。位置情報をキャッチすることで、その地域の情報を瞬時にまとめ入手できるのはGPSのおかげです。また、携帯電話の紛失の際にもGPS機能がついているため、他のデバイスで探すことが可能となってます。

車についているカーナビゲーション

こちらも、位置情報を人工衛星からGPS機能でキャッチして、最短最速ルートを検出して表示します。ただ、前述した通りトンネルや地下などを走っている時は、受信が困難なため利用が難しくなることがあります。

ゲームやスポーツなどありとあらゆる場所で使われているGPS

今では、位置情報を利用してゲーム内で記録を競い合ったり、スポーツなどでもランニングする際に自分がどの程度の速度でどのくらいの距離を走ったのか、GPS機能でわかるようになっています。

このように、例を挙げだしたらキリがないほど様々な場所に活用されているGPS機能は、もはや私たちの生活には無くてはならない機能と言えるでしょう。

まとめ

ここ最近でBeaconへの注目度が復活してきています。この機能を生かして、位置情報を活用する企業は年々増えてきているのです。

従来のGPS機能では、届けることが出来なかった場所でピンポイントに消費者に情報をストレスなく、届けることができるBeaconは、これからますます私たちの社会に浸透していくことでしょう。

また、Pokémon GOの時のような社会現象を引き起こすかも知れませんね。