Apple Vision Pro徹底解説【体験談コメントあり】
- 2024年5月17日
- 読了時間: 6分
更新日:2月5日

Apple Vision Proの発売が開始され、注目を集めています。日本ではまだ利用者がほぼいない状況ですが、アメリカでは一部企業が利用を開始している状況です。
ではApple Vision Proにはどのような機能があり何ができるのか、解説していきます。
また、当社で入手したApple Vision Proの体験会を社内で行い、編集部でも実際に装着し、体験してみました。正直な感想コメントもぜひご覧ください。
<目次>
Apple Vision Proとは?
Apple Vision Proとは、Apple社が開発したゴーグル型XRヘッドセットです。XRとはクロスリアリティのことで、VR、AR、MRなどの総称です。つまりApple Vision Proを使用することで、様々なクロスリアリティを体験できます。
Apple Vision ProではXRの機能を活かして楽しむだけでなく利便性の高い使い方も可能です。Apple Vision Proは2023年6月に発表されましたが、日本での発売は2024年下旬頃になるとされています。アメリカでは2024年2月2日に発売されました。
スペック(仕様)
Apple Vision Proのスペックは以下です。
容量 | 256GB・512GB・1TB |
ディスプレイ | 2300万ピクセル3Dディスプレイ |
チップ | M2チップ・R1チップ |
カメラ | 3Dカメラ |
OS | visionOS |
バッテリー | 外付け式 |
バッテリー稼働時間 | 約2時間 |
重量 | 600–650g |
上記はあくまでも仕様上のスペックなので、詳しい機能やできることについては後述します。
Apple Vision Proの価格
次にApple Vision Proの価格や入手方法について解説します。
Apple Vision Proの本体価格は一番安いモデルでも3,499ドルからです。1ドル150円で計算すると、日本円で524,850円ということです。最安値でこの価格なので、現状はかなり高価格と言えるでしょう。
Apple Vision Proの入手方法
Apple Vision Proは現時点でアメリカでしか販売されておらず、またApple Store直営店でのみの取扱いです。現状はアメリカ在住の方などでないと入手は難しいでしょう。
Apple Vision Proの機能
Apple Vision Proの機能について、代表的なものを解説していきます。
目線と手の動きや声で操作
Apple Vision Proにはコントローラーがなく、目線、手の動き、声で操作できます。カメラセンサーとマイクが複数設置されていて、これによって操作が可能になっています。具体的には、カメラ12個、センサー5個、マイク6個と数が多いです。
<編集部コメント>
実際に装着しキャリブレーションを最初に行いましたが、操作に慣れるまで5分ほど時間がかかりました。視線はしっかりと一点を見つめる必要があったり、ハンドジェスチャーもぶれないようにとコツを掴むまで大変でした。20分ほど装着していましたが、少し重く頬のあたりが疲れてきます。 また、標準の装着ベルトでは女性は大きいかもしれません。装着が緩い時は、もう少しレンズを上に上げるようにポップアップが出てきます。 ※キャリブレーションとは、「目盛り」や「調整」という意味です。AppleVisionProでは視線の動きを調整するアイトラッキングやハンドジェスチャーの調整や設定を行う操作のことを指します。 |
空間上のスクリーンに自由にアプリを配置
Apple Vision Proでは空間上にスクリーンがあり、その上にアプリが配置されているように見えます。そしてこれらのアプリは手の動きによって配置操作できます。また配置だけでなく、大きさも自由に変更可能です。
(出典:Apple)
没入感を調整
Apple Vision Proは側面に「Digital Crown」と言うダイヤルがあり、没入感を複数モードに調整できます。具体的には、現実モード、現実×バーチャルモード、VRモードなどがあり、フルに没入したいときと便利に使いたいときなどで使い分けが可能です。
周囲の人からユーザーの使用状況がわかる
Apple Vision ProにはEyeSightという機能が搭載されています。EyeSightを使用すれば、Apple Vision Proを使用している人の表情がゴーグルの前面にリアルタイム表示されます。これにより、周囲の人はユーザーがどのような表情でApple Vision Proを使用しているのか把握できます。
「OpticID(虹彩認証)」を搭載
Apple Vision ProはOpticID(虹彩認証)を搭載しており、目の虹彩で生体認証することが可能です。指紋認証「TouchID」、顔認証「FaceID」と同じことを目の虹彩で行うということです。OpticIDはロック解除や決済に使用できます。
Apple Vision Proでできること
Apple Vision Proの機能についてご紹介しました。次は、これまでご紹介したような機能を活用して何ができるのかを解説していきます。
高精細ディスプレイでの没入体験
Apple Vision Proは没入体験ができ、また没入感を調整できるということでした。特にエンタメ体験をしたいときは没入感を高め、高精細ディスプレイで映画、ゲーム、スポーツ観戦などを楽しむことができます。自宅にいながらその場にいるような臨場感を味わえます。
(Apple Vision Proを装着し、撮影したキャプチャ)
<編集部コメント>
キャプチャでは伝わりづらいですが、見たい景色を切り替えると、まるでそこにいるような感覚になります。社内で行った体験会でも、没入感が高くとても感動したとの声が多数でした。 他にも「レンズ越しの景色と思えないぐらい映像が綺麗」や「電車内でみんな装着するような未来があり得そう」、「酔ってしまった」などの感想もありました。 |
空間上のスクリーンに自由にアプリを配置
Apple Vision Proの機能を使用すれば、自分の目の前にワークスペースを構築できます。数、サイズ、位置などは自由に設定可能です。Apple製のパソコン、キーボード、マウスとは連携させられるので、Apple製品を使用して仕事をしている場合はトータルで自分好みのワークスペースを構築して仕事ができます。
実店舗のEC体験
Apple Vision Proでは実店舗と同じ空間を作って体験することが可能です。ユーザーは実店舗を訪れたような感覚で、店舗内の移動、商品の確認、店員とのコミュニケーションなどが可能になります。
Unityアプリの制作
Apple Vision Proに対応したUnityアプリを制作する際には、実際にApple Vision Proを使用して試しながら制作することになるでしょう。一定のスキルのあるXR技術者限定にはなりますが、Apple Vision Proを使用して、Apple Vision Pro対応のUnityアプリを制作することが可能です。
まとめ
Apple Vision Proはアメリカで2022年2月2日に発売されました。日本では2024年末頃に発売されると予測されています。値段は安くても50万円程度になると考えられるので、気軽に購入できる値段ではないかもしれません。 Apple Vision Proは現在のXR技術を考えると、ハイスペックな製品と言えます。エンタメ製品として楽しめるのはもちろん、ビジネス活用も進んでいくでしょう。Apple Vision Proを皮切りに、ハイスペックなXR関連製品が増えていく可能性もあります。 テックファームでは、今後もXRの最新情報をキャッチアップし、お届けしていきます。










