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販促物管理システムのレガシー刷新。ドキュメント欠落の難題を業務整理とMVPで解決

顧客:

化粧品メーカー

企業規模:

年商500~1000億円

プロジェクト規模(チーム体制):

約15名/月

背景とプロジェクトの課題

本プロジェクトは、店頭販促物の出荷割当を管理する企業の基幹システムを刷新しました。

最大の問題は、システムが長年の改修を経て要件定義書や設計書などのドキュメントが一切存在しない、完全な「ブラックボックス」状態にあったことです。さらに、旧システムが使用していたASPのサポート終了期限が厳格に迫っていました。誰もシステムの正しい挙動や本当に必要な機能を明確に把握できていないという極めて難易度の高い状況の中で、「サポート切れの回避」と「業務影響の最小化」が最優先のミッションとなりました。

実行したプロジェクト内容:難題を突破したアジャイルなアプローチ

当社は、厳格な期限とドキュメント欠落という2つの難題を乗り越えるため、MVP(Minimum Viable Product)を活用した段階的かつアジャイルな手法を採用しました。

1. 徹底した業務整理による「ブラックボックスの可視化」

開発着手前に、システムに関わる複数部門への綿密なヒアリングを実施。ドキュメントのない旧システムの機能一つ一つについて、「なぜその機能が必要なのか?」「現在の業務に必須なのか?」を顧客と共に徹底的に棚卸し、必須要件を再定義しました。この業務整理の工程こそが、システムの現状と「あるべき姿」を明確にする、最も重要なステップとなりました。

2. MVP先行開発による期限遵守と早期リリース

最優先課題であるサポート切れの期日遵守を達成するため、システム全体を複数フェーズに分割。

フェーズ1(MVP)として、新システムのコアとなる最低限必要な割当・出荷機能のみを先行開発・リリースしました。これにより、旧システムと並行稼働させ、店頭業務への影響なく、期限内のサービスインを優先しました。

フェーズ2以降は、MVP運用中に判明した具体的な要望や追加機能を迅速に開発・拡充。また、保守体制を関連システムと統合することで、開発の継続性とコストメリットを両立させました。

当社の強み

・ドキュメント欠落システムの要件定義力:ドキュメントが一切ない「ブラックボックス」状態から、徹底した業務整理と現行機能の精査に基づき必須要件を再定義。最大の障害を乗り越えてシステムの「あるべき姿」を明確化しました。

・厳格な期限遵守を実現する開発手法の選定:サポート切れ回避という最優先課題に対し、MVPとスクラム開発を組み合わせた手法を採用・実行。開発リスクを低減しつつ、期限内のサービスインと将来的な拡張性の両立に貢献しました。

・段階的リリースによる業務影響の最小化:コア機能(MVP)を先行リリースし、旧システムと並行稼働させることで、店頭業務への影響を最小限に抑えながら新システムへの安全な切り替えを実現しました。

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