レガシー基幹DBを刷新。再構築で実現したセキュリティ向上と業務最適化
顧客:
人材サービス企業
企業規模:
年商1000億円以上
プロジェクト規模(チーム体制):
約9名/月
背景とプロジェクトの課題
本プロジェクトは、人材サービス企業様の基幹データベースシステムが直面していた、インフラの老朽化による事業継続リスクと高水準なセキュリティ・コンプライアンスへの対応という複合的な課題を解決するための支援でした。
当初、お客様は以下のような深刻な課題に直面していました。
・事業継続リスクと技術的負債:稼働中のインフラ環境(ハードウェア)のメーカーサポートの終了を控えており、復旧保証がないという極めて危険な状況でした。また、現行の技術スタックの陳腐化により、拡張性・メンテナンス性が欠如し、機能追加や改修が困難。長年の開発で機能が複雑化し、業務の実態と乖離した非効率な運用になっていました。
・セキュリティ・コンプライアンスのリスク:機密性の高い個人情報を管理するシステムであるにも関わらず、インフラやソフトウェアの陳腐化により、最新のセキュリティ脅威への対応が追いつかないリスクがありました。
実行したプロジェクト内容:最適化と高水準セキュリティを実現
当社は、単なるシステムのリプレイスではなく「システムの最適化」と「高水準のセキュリティ」を核とした開発を行いました。
1. 最適化と簡素化による利用負荷の軽減
業務フ ローを詳細にヒアリングし、「本当に必要な機能」を精査。複雑化した機能間の関連性を整理・簡素化し、管理画面を見直すことで、将来のプログラム改修やメンテナンス範囲を大幅に最適化し、実務担当者の利用負荷を軽減する設計を実現しました。
2. クラウド活用による将来性の高いシステム基盤の構築
AWS (Amazon Web Services) への移行を決定。開発着手前の「調査フェーズ」を特に重視し、お客様と共同で技術動向と事業要件を照らし合わせ、メンテナンス性・拡張性の最大化を軸にアーキテクチャを選定しました。
3. 計画的なプロジェクト遂行
期限を考慮し、確実な要件定義と品質確保のためウォーターフォールモデルを採用。初期の調査・要件定義に十分な期間を設け、後工程での手戻りを最小限に抑制し、運用部門へのヒアリングを通じて運用業務の継続性を確認しながら進行しました。
当社の強み
・事業継続リスクの回避とセキュリティ高度化:期限内のAWSへの移行完了により、インフラ老朽化による事業継続リスクを回避。データベース暗号化やセキュリティソ フト導入など多層防御を実装し、セキュリティ水準を大幅に向上させました。
・メンテナンスコストの低減と拡張性の獲得:管理機能の精査とクラウド化により、改修時の影響範囲を縮小し、将来的なメンテナンス工数の低減に貢献。今後の事業成長に対応できる高い拡張性を持つ基盤を確立しました。
・業務効率の向上:管理画面のシンプル化により、実務担当者の利用負荷が軽減されました。















