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【出展レポート】CEATEC 2026

3 日前
読了時間: 8分
CEATEC2026出展レポート

10月13日〜16日の4日間、幕張メッセで開催された「CEATEC 2026」に、テックファームは出展いたしました。


27回目の開催となる今年のテーマは「Transformation -企業が、産業が、そして社会が変わる-」。出展者数は821社・団体にのぼり、4日間の登録来場者数は112,373人(同時開催の「Japan Mobility Show Bizweek 2026」との合算)を記録しました。



テックファームはホール5に、メインメッセージ「現場の戦力になるAI開発」を掲げたブースを構えました。


本記事では、テックファームの展示内容と来場者の声、そして会場で見えてきた「AI活用の現状」をお伝えします。


AIを導入したものの、業務での活用が思うように進まない。そんな課題をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。




テックファームの展示内容


CEATEC2026 ブース画像

今回の当社が展示したメインテーマは「テックファームのAI活用支援」です。


メインメッセージ「現場の戦力になるAI開発」のとおり、お客様の業務に合わせて、AIの導入から開発、定着までを支援します。


その特徴は、企業ごとの課題に合う最適なAIを提案し、それをビジネスとAIの両方がわかるチームで形にすることです。



ここでは「課題別の提案」と「それを支えるAI開発体制」の順に、来場者様との会話から見えてきた「現場の生の声」とあわせてご紹介します。



個別課題に応じた最適なAIを提案 〜フェーズ・部門別の活用例〜


AIの活用は、企業によって進み具合も、課題を抱える部門もさまざまです。ブースでは、配布したメインチラシのマップに沿って、AI活用の段階と部門ごとに、よくある課題とテックファームの提案をご紹介しました。



導入フェーズ|全社で安心してAIを使える状態をつくる


導入方針が決まらない、情報漏えいが心配、部門ごとに活用度がバラバラ。こうした「何から始めればいいかわからない」段階の企業には、AI利用ガバナンス・ガイドライン策定支援をご提案しています。

来場者からは、次のような声が寄せられました。


  • 「個人ではAIを使っているが、セキュリティの検討が進まず全社導入できない」(製造業)

  • 「社員から『どこまでAIに情報を入れてよいのか』と聞かれる」(自動車部品メーカー)

  • 「AIに学習されないことや安全性を、社内にどう説明すればいいか知りたい」(ソフトウェア企業)


本支援では、「現状の診断 → リスク評価とガイドライン策定 → 運用体制づくりと定着 → 継続的な見直し」の流れで、貴社の状況に合わせて伴走します。すでにAIを使っている企業こそ、リスクが高まっている段階です。


まずは1つの部門から小さく始めていただくこともできます。



業務活用フェーズ|部門ごとの業務にAIを組み込む


社内の業務でAIを活用する段階では、部門によって課題が大きく異なります。ここでは3つの部門の課題と提案をご紹介します。



情シス・システム開発

開発・運用の人手が足りない、既存システムの中身や仕様が分からない(ブラックボックス化)、保守業務に追われる。こうした課題には、AI駆動開発内製化支援(AI-DDT)と、仕様管理AIエージェント「SPEC AGENT™」をご提案しています。開発工程にAIを組み込んで品質とスピードを両立し、既存システムの仕様を見える化します。


  • 「開発工程にAIを取り入れられていない」(製造業の社内システム部門)

  • 「AIが書いたプログラムのテストを、AIで自動化できないか」(金融)

  • 「ソースコードしか残っておらず、ブラックボックスになっているシステムがある」(製造業)


製造業の方からは、自動運転、住宅、基板設計、材料など、「製品の仕様」の管理にSPEC AGENT™を応用したいという声もありました。


AI-DDTとSPEC AGENT™の詳しい内容は、AIリーダーズEXPO 2026 夏の出展レポートでご紹介しています。




事業・顧客接点(現場)

人によって業務の質がばらつく(属人化)、定型作業や問い合わせに時間を取られる、情報や顧客の声を活かしきれていない。こうした課題には、実務AI活用支援をご提案しています。熟練者のノウハウをデータにして、引き継ぎや育成を早め、対応の質をそろえます。


活用例の一つが「ヒアリングAIナビ」です。商談や点検の場で、次に聞くべき質問の提示や聞き漏れのアラート、会話の自動要約などを行い、熟練者の判断をAIがその場で手助けします。


  • 「熟練者が辞めてしまい、引き継ぎができていない業務がある」(鉄道会社の電気・信号部門)

  • 「職人の技術を若手にどう教えるか」「即戦力をどう育てるか」(製造業・運輸)

  • 「製造現場で、部品の仕様が特定の人しか分からなくなっている」(自動車部品)


多くの方が、人手不足と属人化を課題に挙げていました。



経営企画・マネジメント

方針や意図が現場に伝わらない、判断に必要な情報がそろわない、判断の経緯がノウハウとして残らない。こうした課題には、マネジメントAI活用支援をご提案しています。マネジメント層の過去の判断や暗黙知をAIで言語化・共有し、判断を組織の資産にします。


活用例の一つが「AIマネージパートナー」です。「AI社員」による調査やデータの集約、週報の要約、稟議書のリスクの事前検知などで、マネジメントとチームを支えます。


  • 「課題は山積みだが、整理できていない」(モビリティ関連企業の管理職)

  • 「すでにあるCopilotの環境の上で、AI活用を形にしたい」




サービス・事業展開|AIで自社サービスの価値を高める


自社サービスにAIをどう活かせばいいか見えない、AIの取り組みが検証(PoC)止まりで本番に進めない。こうした課題には、AIサービス開発をご提案しています。AIを使った独自の機能づくりと、検証から本番への段階的な展開を支援します。



会場でも、「Excelの図面からデータを抽出したい」「写真に自動でモザイクをかけたい」「製品の検品にAIを使いたい」など、具体的な開発のご相談をいただきました。


開発の事例の詳細は以下をご覧ください。





AI開発体制 〜ビジネス×AI、両方わかるチームが当社の強み〜


こうした課題別の提案を形にするのが、テックファームのAI開発体制です。


業務課題を整理するビジネスプランナーと、設計・開発を担うAIアーキテクト&エンジニアが、一緒にプロジェクトを進めます。これがテックファームの強みです。企画から運用後の改善まで、次の流れで一貫して伴走します。


  1. 現状把握:業務の流れと課題を言語化する

  2. 要件定義:現場の暗黙知まで拾い上げ、AIを使うべきところを見極める

  3. 設計開発:課題に合わせて最適なAI技術を選び、設計・開発する

  4. 展開・定着:システムや業務フローに組み込み、現場で使える状態にする

  5. 改善:運用しながら、精度と使い勝手を高めていく


特定のAI製品に縛られず、ChatGPT、Claude、Gemini、Microsoft 365 Copilot、Amazon Bedrock、Google Vertex AIなどから、課題に合う技術を選べることも特徴です。


その土台には、1998年の創業から積み重ねてきた累計14,783件の開発実績と、年間526プロジェクトにのぼるAI駆動開発の経験があります。



会場で見えたAI活用のいま


4日間、来場者の方々とお話しするなかで、企業のAI活用には共通する傾向が見えてきました。ここでは、会場で感じた3つの傾向をご紹介します。



「Copilotは導入した、でも使いこなせていない」


今回、すでにMicrosoft 365 Copilotなどの生成AIツールを導入している来場者の方が多くいらっしゃいました。その一方で、「個人が使うだけにとどまっている」という声が目立ちました。


ツールを導入する段階は終わり、次は、AIを業務の流れに組み込んで成果につなげる段階に来ています。



製造・モビリティの「現場」にAIを


今年のCEATECは、ロボットや機械など現実の世界で動く「フィジカルAI」が大きな注目点とされ、「Japan Mobility Show Bizweek 2026」との同時開催となりました。


テックファームのブースにも、製造業や自動車関連の方が多く足を運んでくださいました。「人手不足」「技能の継承」「仕様の属人化」といった現場の課題を、AIで解決したいというニーズがうかがえました。



「どこまで使ってよいか」がブレーキに


AIを全社に広げたい一方で、ガイドラインやセキュリティの方針が決まらず、展開できないでいる企業も多く見られました。


ルールが決まるまで活用を待つのではなく、ルールづくりと現場での活用を同時に進めていくことが、AIを組織に根付かせる近道になります。



まとめ・今後の展望


4日間、テックファームのブースにも多くの方に足を運んでいただきました。来場者のみなさまとの会話からは、AI活用の課題が大きく次の3つに集約されることが見えてきました。


  • ルールづくり:どこまでAIを使ってよいかが決まらず、全社に広げられない

  • 属人化・人手不足:熟練者のノウハウや仕様が、特定の人にしか分からない

  • 開発へのAI活用:システム開発にAIを取り入れたいが、進め方が分からない


どの課題も、汎用的なAIツールを導入するだけでは解決しません。AIを「現場の戦力」にするには、業務を理解したうえでAIを設計・開発し、現場に定着するまで伴走する支援が欠かせません。


また、テックファームはAIに限らず、ドローンや3D(3D Gaussian Splatting)、XRなどの先端技術にも幅広く取り組んでいます。ブースでも、来場者の業務や課題をお聞きしたうえで、点検や空撮へのドローン活用、展示用の3Dモデル化など、ニーズに合わせてこれらの技術も含めてご提案しました。


課題に合わせて、AIと先端技術を組み合わせられることもテックファームの強みです。


今後も、AIの導入から業務での活用、そして事業・サービスへの組み込みまで、企業のAI活用を支えるパートナーとして取り組んでまいります。


AIの活用や開発についてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。またブースで配布したAI活用支援パンフレットや、その他サービスの資料もご用意しています。



配布パンフレットのダウンロードはこちら

CEATEC2026 AI活用支援パンフレット

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