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【出展レポート】第6回XR・メタバース総合展 夏

  • 4 日前
  • 読了時間: 8分

更新日:3 日前

テックファームブースの様子

今年も6月17日〜19日の3日間に渡って東京ビッグサイトで開催された「XR・メタバース総合展 夏」。


今回は当社パートナーのソリューションも含め多彩なコンテンツを展示し、大変有難いことに500名以上の方々にブースにお越しいただきました。



本記事では、自社ブースの盛況ぶりをお伝えするとともに、国内外の主要XRデバイスメーカーが集結した特設エリア「∞ mugen(ムゲン)」についてもご紹介します。


最新デバイスの進化と社会実装というXR市場の現在地が知りたい方は必見です。





テックファームの展示内容


今回テックファームは、来場者のみなさんにXRの活用イメージをより持っていただきやすくするために、以下のカテゴリにおけるXR活用のユースケースを並べさせていただきました。


  • 教育・研修

  • 業務支援

  • 展示・プレゼン


どれもXR活用において親和性の高いユースケースとなっています。


来場者様との会話から見えてきた「現場の生の声」と共にご紹介していきます。



教育・研修 〜現場の安全対策・研修をアップデート〜


主に現実では困難なリスク体験や反復トレーニングを可能にするVRソリューションを紹介しました。


来場者からは、「拠点が全国に分散しているため、安全教育のクオリティを均一化したい」(インフラ・道路管理業など)といった要望が寄せられました。


また、「実際の現場で起こりうる転落などの重大な事故リスクを、安全が確保された環境でリアルに体験させたい」といった声もいただきました。



工場火災VR


煙が充満する空間での避難行動や、火災原因に応じた正しい初期消火を学ぶことができます。


従来の座学や、あらかじめルートの決まった避難訓練では得られない緊迫感と視界を奪われる恐怖を再現しています。


受講者は火災発生時のパニック状態を体験シミュレーションし、正しい初期消火の判断や、安全な避難ルートの選択を安全な環境で学ぶことができます。



感電体験VR


重大災害の”気づき”をVRで体験​​できるソリューションです。判断ミスが招く重大災害をVRで安全に追体験することができます。




工場やオフィスの災害をリアルに体験「被液事故体験VR・防災教育VR」


教育VR

被液事故体験VR

配管のフランジ開放作業時に、残液確認不足によって引き起こされる薬液の飛散(被液)事故をリアルに体験。


正しい手順と保護具着用の重要性を身をもって学べます。



防災教育VR

オフィスや学校のシーン切り替えでどちらも学べる避難訓練をリアルに体験できるVRです。出火原因によって異なる消火方法をクイズ形式で挑戦し、正しい判断が学べます。



触覚フィードバックで直感的に学ぶ「採血VR・作業安全VR」



採血VR
採血VR

血管の位置や針を刺す角度(10度など)・深さを、ミリ単位で完全データ化。針が血管に侵入する際の「感触」まで再現し、感覚と現実のズレを数値化して評価できる画期的な反復トレーニングツールです。




作業安全VR

暗い環境下で行うガス熱源機の点検時に適切なバルブを見つけて閉める作業環境をVRで再現。


間違った操作による事故のリスクを減少させることを目的として、リアリズムと緊張感を高めるために、ゲーム要素を取り入れ、学習と実践の効果を強化されています。



業務支援〜人手不足の現場を支援・効率化〜


離れた場所からの指示や、マニュアルを見ながらのハンズフリー作業を実現する最新デバイス(AR/MRグラス)を活用したソリューションを主にご紹介していきます。


特に、作業中の周囲の安全確保や熟練者の手順の記録・共有による技能伝承への関心が高まっています。


また、建設・土木現場では図面の実寸投影による作業負担の軽減、製造現場ではノーコードで指示内容を迅速に変更できる仕組みなど、現場の生産性向上に直結するデバイス活用への期待が数多く寄せられました。



軽量ARグラスによる現場実装「MiRZA 遠隔支援・PDF Viewer」


現場作業者の視界を遮らないワイヤレスで軽量な国産ARグラス「MiRZA」を活用し、空中にPDFマニュアルを表示したり、熟練者からの遠隔サポートを受けたりすることができます。


MiRZA体験の様子

ご協力:NTTコノキューデバイス様




図面実寸投影でDXを支援「GyroEye」


2D図面や3DのBIM/CIMデータを、現実空間に実寸大で重ね合わせて表示(可視化)できるシステムです。


施工前の干渉チェックや出来高確認、インサート墨出しの効率化などを実現し、建設・製造現場の生産性を向上させます。




展示・プレゼン〜実際の場所や、実物をうまく魅せる〜


空間や製品を魅力的に見せ、新しい顧客体験を創出するソリューションです。


工場見学でのゴーグル不要な手軽さや、未完成物件の価値を伝える没入型プレゼンへの期待に加え、医療・教育現場からは3Dモデル制作や運用コストの削減を求める声が寄せられました。



ゴーグル不要の3D体験 ‐裸眼立体ディスプレイ


裸眼立体ディスプレイ

専用のメガネやゴーグルを装着せずに、複数人で同時に高精細な3Dモデルを立体視できる直感的なディスプレイ展示です。


手で持てるサイズの医療モデルや広域な建築モデルなど、3D Gaussian Splattingという技術を用いて様々な大きさのものを高精度に3Dモデル化し、裸眼立体ディスプレイで展示しました。




バーチャルショールーム


前述の裸眼立体ディスプレイでご紹介したコンテンツの一つにキッチンメーカーのバーチャルショールームについて解説していきます。


今回は、「キッチンハウス」「グラフテクト」などの高級カスタムキッチンブランドを展開するTJMデザイン様と実施したバーチャルショールームPoCのデータを展示させていただきました。


遠方にお住まいのお客様へは空間の魅力を十分に届けきれず、物理的な距離による機会損失に対してのアプローチとして活用できます。






3Dアバター × 対話型AI接客


AIアバター

生成AIを搭載したアバターが、人間のような自然な対話で案内や接客を行うシステムです。


音声、表情(微表情)、テキストの「3軸感情分析」により、相手の心理状態に合わせた高度な対応が可能です。






視聴用VRコンテンツ再生に最適なXRデバイス「PANCAKE SE」


PANCALKE SE

小型・軽量かつコントローラー不要で視聴用VRコンテンツ再生に適したデバイスです。


じっくりとユーザーに見てもらいたい施設見学はもちろん、危険な作業や事故の体験シミュレーションができる安全教育にも適しています。





テックファームのブースコンセプト


今回の展示会において、私たちが掲げたメインメッセージは「技術の組み合わせで、現場を変える」です。



技術の組み合わせで、現場を変える


XRデバイスの進化が進む一方で、実際の企業課題の解決や社会実装に繋げるためには、デバイス単体だけでなく、AIやデジタルツインといった先端技術との「インテグレーション力」が問われます。


テックファームは「作りかた」にとどまらず、現場への「使われかた」、そして「続けかた」まで伴走するパートナーとして、数多くの実践的なソリューションを展示しました。



特設エリア「∞ mugen」


展示会全体のハイライトとして、国内外の主要なXRデバイスメーカーが一堂に集結した特設エリア「∞ mugen(ムゲン)」が多くの注目を集めていました。


XR市場は拡大しているものの、社会実装はまだ限定的であり、「体験機会」や「直接的な接点」の不足が普及のボトルネックになっていました。


 「∞ mugen」は、そうした課題を解消するために設けられた、国内外の最新XRデバイスを一度に比較・検討、実機体験できる”体験×情報発信”エリアです。


HTC NIPPON、XREAL、NTTコノキューデバイスなどのキープレイヤー全8社が揃い、体験エリアは先着順の整理券制となるなど、盛況ぶりを見せていました。



ARグラスによるハンズフリー化と技能伝承


NTTコノキューデバイスの「MiRZA」や超軽量の「XREAL」シリーズなど、現場作業の効率化や、職人の技術を「見て盗む」アナログな手法から「現実の部品に3Dガイドを重ねて学ぶ」次世代トレーニングへの移行が本格化しています。



BtoB領域へのメタバース導入


バーチャル空間を活用した企業向けの販売プロモーションやコミュニティ形成など、新たな顧客接点の創出が進んでいます。



まとめ・今後の展望


テックファームのブースにも連日多くの方に足を運んでいただき、「教育・研修」「業務支援」「展示・プレゼン」の各ソリューションをご体験いただきました。


来場者様のリアルな声からは、「自社の現場環境に合わせた研修を行いたい」「現場の安全を確保しながらハンズフリーで作業支援を行いたい」「ゴーグル不要で手軽に3Dモデルをプレゼンしたい」といった、より具体的で実践的な課題が見えてきました。


これらの課題を解決し、XRの社会実装を加速させるためには、優れたデバイス単体だけでなく、AIや既存のシステムなどを掛け合わせる「インテグレーション力」と、現場への導入・運用まで伴走するサポートが不可欠です。


テックファームは多様な先端技術のポテンシャルを最大限に引き出し、企業のDX推進を伴走型でサポートするパートナーであり続けます。


システム開発やXR・AIの活用に関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。




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