南海電気鉄道株式会社様は、大阪から和歌山・高野山方面をつなぐ鉄道運営、土地・建物の売買および賃貸、ショッピングセンターの経営を展開しています。20年後、30年後もお客さまにとって素晴らしい価値を提供し続けるために、将来核となる事業を生み出すことを目標とし、新規事業の創出に取り組んでおられます。
今回は、南海電気鉄道様でご検討中のデジタルきっぷを用いた新サービスの事業化において、テックファームの新規事業・サービス開発エントリー期サポートサービス「Innovation Booster」を採用いただきました。
「Innovation Booster」とは
- 「〇〇というテーマで、新規サービスを考えて」と言われたが何から始めたらいいのか
- 企画アイデアはあるが、この後どう進めたらよいだろうか…
上記のような悩みを持つ方向けに、テックファームのサービスデザインコンサルタントが、新規サービス開発の「サービスの初期仮説に必要な要素の抜け・整合性、リスク特定、今後の進め方」を最短2週間で導き出します。
「Innovation Booster」の実施により、ご担当者のお悩みは下記のように解決へ向かいます。
- 今何が足りているのか、足りていないのかが明確になります
- 次に何をすべきか明確になります
- 考える要素がシンプルになり、安心して新規事業・サービス開発を進めていただけます
今回のプロジェクトは新規事業のステージにおける「エントリー期」でした。エントリー期とは、新規事業・サービスに必要な「サービス仮説(サービスが解決する問題、誰がいつどのように使うのかetc)」の構築段階を指します。仮説構築をしたものの未検証の場合も、このエントリー期に入ります。
プロジェクトの結果
お客様からの声
当初お願いした通り(一部は期待以上)の成果物を納品頂きました。検討中のアイデアをワークキットに落とし込むプロセスを経ることで、思考の領域が自然と広がり、それまでにはなかったアイデアが生まれました。また、フレームワークに基づく進行・成果物でありながら、その枠を超えた議論などにもご対応頂けたことで、より腹落ちしやすいものとなりました。
事業主体(サービス提供者)では持ちえない目線でのご指摘や、サービスをシステム仕様に落とし込むことを想定したアドバイスを頂けたことで、プロジェクト内での認識共有はもちろん、新たにプロジェクトに参画することになった社内外の方々との認識共有がスムーズになるなどとてもありがたいものでした。
ご担当者様のアンケート回答より追記・抜粋