Quuppa採用 工場内向け位置情報測位の実証実験(PoC)

某世界的機械工業企業へ、Quuppa(クーパ)を採用した高精度の位置情報測位システムの実証実験(PoC)として導入しました。

Quuppa採用 作業員の行動可視化を実現

テックファームは、世界的機械工業企業へ、Quuppa(クーパ) (※1)を採用した工場内の位置情報測位システムを実証実験として導入しました。

※1 Quuppa Intelligent Locating System™。フィンランドのQuuppa Oy社が提供するBluetoothを使った高精度リアルタイム測位システム。


実証実験は、既存工場内の特定エリア30m×12m四方にて実施。高さ5mの天井梁に受信機であるQuuppa Locatorを設置し、作業員に発信機のQuuppa Tagをつけて業務にあたっていただきました。導入したシステムでは、作業員が作業中に経由した場所や向かった場所の動線や滞在時間がPC上で見えるようになっており、行動の可視化を実現しています。

動線表示
動線表示
滞在時間ヒートマップ
滞在時間ヒートマップ

Beaconの誤差に対する課題

お客様は以前、Beacon(※2)を利用した位置情報測位システムをお試しになっていましたが、作業者の停滞が不明瞭でリアルタイム性に欠け、時に数mも誤差が出ることもあり、動線分析における業務改善効果が見込めませんでした。そこで、より高精度の位置情報測位を行えるQuuppa(クーパ)を取り扱える企業をお探しでした。

※2 低消費電力の近距離無線技術「Bluetooth Low Energy」(BLE)を利用した新しい位置特定技術、また、その技術を利用したデバイス

誤差1m以内を実現

今回の導入によって、課題となっていた誤差範囲はわずか1m以内まで縮小。以前のBeaconを使った位置情報システムに比べ高い精度を保つことに成功しました。


テックファームのIoTプラットフォーム『MoL(モル)』では、クラウド上で位置情報を管理することができます。そのため、今後本稼働となった場合、例えばお客様の保有するシステムと連携し、新しい管理システムを実現するといったことがスピーディに行えます。

利用イメージ
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