Apple Watch利用者の使い方をリサーチし最適なUI/UXを実現

株式会社QOLead様の「健康第一」スマホアプリとApple Watchを連携

株式会社 QOLead様が提供するスマートフォンアプリ『健康第一』が、Apple Watchにも対応しました。
テックファームは本アプリの要件定義、設計、デザイン、開発、保守運用を担当しています。基盤となるスマートフォンアプリ「健康第一」とApple Watchを連携させたことで、スマートフォンでアプリを立ち上げなくても、「今日の歩数」「目標歩数までの距離」をApple Watchで確認できるようになり、ユーザーの利便性が向上しています。

プロジェクトの特徴と工夫ポイント

今回のプロジェクトでは、Apple Watchユーザーからニーズ調査を行い、アプリに搭載する機能を選定しました。

ニーズ調査から見えた必要機能

Apple Watch の機能を決めるプロセスでは、アプリの現状やApple Watch利用者の習慣について調査を実施しました。

調査の結果、ユーザーが最も知りたい情報は「今日の歩数」「目標歩数までの距離」であること、その情報を確認するのにモバイルアプリを立ち上げることにストレスを感じていることが判明しました。

そこで、Apple Watchではこの2つの機能と、ユーザーのモチベーション維持・促進するために「過去の自分と比べた歩数」「他人と比べた歩数」も機能として搭載しています。

ペーパープロトタイプを使ったユーザーテスト

初期のUIを検討する段階でアイデアのペーパープロトタイプを作成し、Apple Watchの現ユーザーにテストを実施しました。ユーザーの習慣や、考案したデザインがどう使われるかを早期に確認できたことにより、デザインの元となる仮説を初期の段階で確立させることができました。

その結果、その後の情報設計・画面デザインについても、調査や仮説調整などによる手戻りが減り、短時間で精度の高いプロダクトを制作することに繋がりました。

Apple Watchユーザーの利用シーンに合わせたUI設計

Apple Watchを利用しているユーザーは、主にアナログの腕時計と同様に、歩いていたり、電車を待ってたり、ほんのわずか数秒の隙間時間に利用します。

これらのシーンの共通点は、Watchは情報確認のために利用することが多く、複雑な操作は行いません。これらを考慮し、今回のアプリではなるべく1画面、1スワイプの動作で全ての情報が、情報の重要度が高い順に確認できるような設計を心掛けました。

テックファームのソリューション

テックファームでは、モバイルアプリ開発のみならず、アプリ利用を補完・連携するApple Watchアプリの開発も行っています。Apple Watchはユーザーの利便性向上のみならず、アプリからの通知を連携することで、ユーザーのモチベーションに寄与し、アプリの継続利用を促進する役割も担っています。

今回の案件のように、デバイス毎のユーザー利用シーンに合わせた体験設計・機能整理からお手伝いすることも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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