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AR活用 子どもの足サイズ計測スマホアプリ開発
AR 技術を使うことで短い撮影時間で簡単に精度の高い計測を実現 計測リマインド機能付きで定期的なチェックもしやすく
株式会社丸紅フットウェア様
ARを活用 足のサイズ計測を高い精度で実現
株式会社丸紅フットウェアが手掛ける子ども靴ブランド「IFME®」(イフミー)の価値向上のため、AR(拡張現実)技術を活用して子どもの足をスマートフォンで手軽に計測できるアプリを開発しました。成長が早い子どもの足を定期的に測定するよう促し、正しい靴選びをサポートします。本アプリは、10月9日よりApp Storeで無料提供中です。
子どもの足は定期的な測定が必要
足に合っていない靴は、歩き方や運動量、さらには足の健康にまで影響を及ぼし、足指の変形や痛みなどを引き起こします。特に子どもの足は成長が早いので、定期的にサイズを測定し、足と靴が合っているかを確かめることが必要です。しかしこれまでは、店舗へ行くか自宅でメジャーなどを使うかして測定しなければなりませんでした。 アプリで手軽に測定できるようにすることで、計測に対するハードルを下げ、定期的な測定を促します。
子どもの足に特化 ARで撮影短く簡単に
本アプリは、iPhone搭載のAR機「ARKit」を活用し、スマートフォンのカメラで撮影すると足のサイズを計測するものです。精度を高めるため比較対象物としてA4用紙を使い、3D 空間で距離を測ります。スマートフォンによる計測では、同じように比較対象物を置き“画像処理”によって比較計算する方法もあります。しかしこの場合、真上から撮影する必要があるため子どもの足には不向きです。AR を活用すれば、親などの大人が子どもの横側から撮影しても、足のサイズを算出できます。さらに、本アプリでは子どもがじっと立っていられない場合も想定し、撮影時間がなるべく短くなるよう位置の微調整を撮影後に行えるようにしました。計測の記録はアプリ上でグラフ表示され、足の成長を可視化することができます。また、3か月に1回、計測を促すリマインドがPUSHメッセージで届きます。