スタンプカードアプリ『さぼてんアプリ』開発
株式会社グリーンハウスフーズ様は、とんかつ専門店『とんかつ新宿さぼてん』をはじめ、様々な飲食店等を展開しています。このたび、スタンプカードの電子化を図り、スマートフォン向けアプリ『さぼてん(saboten)アプリ』リリース。
テックファームでは企画・開発をサポートしました。グリーンハウスフーズ様のご担当者様の声を紹介します。
スマートフォンアプリ機能
- 利用料金に応じてスタンプを付与し、スタンプカードが一杯になると、ノベルティグッズや値引きクーポンと引き換え(スタンプカード機能)
- 『受取注文サービス』(2018年2月現在、『覇王樹さぼてん』本店 東京オペラシティ店のみで実施中)
記念事業の一環として、スタンプカードのアプリ化を決定
『さぼてんアプリ』の開発をスタートした背景についてお聞かせください。
企画スタート当初は、具体的に何をするかは決まっておらず、流通系のポイントとの提携やマイル形式なども視野に入れていました。その中で、ご提案いただいたスタンプカードアプリが、当社にはぴったりだと判断し、開発に至りました。
なぜ、紙のスタンプカードをアプリにしようと考えたのでしょうか。
第一に、社内外に向けて、アピールしやすい点が挙げられます。お客様が、スタンプカードアプリによって便利になるのはもちろんですが、50周年を迎え、社内でも「何をするんだろう?」という機運が高まる中で、スタンプカードのアプリ化はわかりやすいと考えました。
これまで、紙のスタンプカードを実施してきた中で、特に『デリカさぼてん』のお客様は、主婦層が多く、スタンプへのこだわりが強いことが分かっていました。一方で、スタンプカードを実施していない店舗も一部あり、グループ共通スタンプカードとして『さぼてんアプリ』は、非常に魅力的でした。
ポイントやマイルではなく、スタンプにした理由はありますか?
同じ立場、目線での提案に魅力を感じた
アプリ開発にあたり、テックファームを選んでいただいた理由を教えてください。
私たちの立場になって、一緒に考えてくれるところです。「こんなことをやりたい」とお話しした時に、それを実現するために、どうすればいいのかを考え、的確に提案してくれたと思います。
もちろん、タイミングや相性も大切だと思いますが、同じ目線に立ってくれるというのは、パートナー選定ポイントの1つだったと思います。
まだスタート地点に立ったばかり。さらなるブラッシュアップを
『さぼてんアプリ』リリース後の反応はいかがでしょうか。
ダウンロードしているユーザーは、サラリーマンや働く女性がほとんどで、正直なところ、まだ認知度は低いと思います。当初、4店舗で試験的に導入していたところから、その後1都4県(約120店舗)に拡大し、反応を見ていますが、利用しているユーザーはまだ少ないです。2018年2月1日からは、全国展開(約460店舗)がスタートしましたので、今後はどうやって認知させていくかが課題です。
また、店舗でのオペレーションも不慣れな点が多いため、スタッフの教育にも力を入れていく必要があります。現在、既存の紙のスタンプカードと併用しながら、地道にデジタル化を進めています。
今後の展開についてお聞かせください。
現在検討しているのは、事前注文サービスの多店舗展開のほか、中国語をはじめとする多言語展開、アプリ独自のクーポンの発行や新商品のご案内などです。
ゆくゆくは、電子決済の導入なども視野に入れているので、アプリを使っているお客様、実際にデジタルスタンプを押しているお店スタッフからの要望や意見を聞きながら、徐々に改良し、ブラッシュアップをしていきたいです。
今後さらにテックファームにお手伝いできることはありますか?
ですから、我々と一緒に、スピード感を持って、対応していただければと思います。引き続きよろしくお願いします。