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DX推進力チェッカー

これからも続くDX、現在の推進力のレベルを測ろう!

DXに取り組んでいる皆さまの実情をもとに、

現在どのようなポジションにいるのか把握する手助けとして

「DX推進力チェッカー」をご用意いたしました。

現在のDXの進み具合を、5つのカテゴリを指標として測ります。

強みとなっているカテゴリやDXに必要な要素のバランスなどを

探るご参考としていただければ幸いです。

いま、なぜDXが求められるのか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)

日本には企業が約368万社あります。その企業規模や業種、歴史・文化、デジタル導入率などどれ一つとっても同じ企業はありません。そして、多くの企業がこれからの時代のビジネスモデルのスタンダードを構築する取り組み、すなわちDXのために、さまざまな改革を進めています。しかし、DX推進において改革していくことは多岐にわたり、何から着手すべきか悩むことが多いのも事実です。

昨今はGAFAなどのテックジャイアントのプラットフォーム上にあらゆるデジタルサービスがあり、ユーザーはスマホひとつでその恩恵を受けています。サービスを気に入ればすぐに利用し、気に入らなければすぐにやめることができる環境になっているのです。「モノ消費からコト消費」への移行は、デジタルの簡便さにより利用するために「所有するメリット」よりも「所有するデメリット」が大きくなったために起こったことです。デジタル活用により顧客の行動変容に合わせたビジネス展開を求められる時代が到来してきています。

DXに取り組んでいる​日本企業

73.7%

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)による調査で、2023年度、日本企業1,013社のうち、73.7%の企業がDXに取り組んでいると回答しています。2021年度の55.8%から増加しており、着実にDXの取り組みが増えていることがわかります。

【出典】 IPA「DX動向2024 進む取組、求められる成果と変革」(2024年6月27日発行)

成果が出ているDXの取り組み

第1位

組織横断/全体の業務・製造プロセスの
デジタル化

第2位

企業文化や組織マインドの根本的な変革

第3位

新規製品・サービスの創出

DXに相当する取り組みのうち最も成果が出ているのは、業務やプロセスのデジタル化ですが、実はその裏で80%以上の企業が取り組んでいる、「顧客起点の価値創出によるビジネスモデルの根本的な変革」や「新規製品・サ ービスの創出」の成果割合は約20%

に留まっているようです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

DXの進み具合を測る5つの指標

DXの進み具合を測る指標として、5つのカテゴリを定義しました。それぞれのカテゴリでの診断結果を見ることで、貴社の強みとなるカテゴリ、全体的なバランス、世の中におけるポジショニングを探る参考としていただければ幸いです。

ビジョン

DXとは、大まかにいえば「データやデジタルを中心としたビジネスモデルの構築」と「それによって可視化されるエッセンスをもとに変化に適応していくサイクルの構築」です。そのうえで、どのようなビジョンの元でDXを進めていくのかは非常に重要な指針となります。このビジョンが明確になっていること、それがきちんと共有浸透されていることを一つの指標として診断をします。

組織・習慣の変革

多くの企業はアナログからIT化というデジタイズの流れをもって変革をしてきましたが、それはあくまでもツールとして利用してきただけでありビジネスの中心にはありませんでした。データやデジタルが中心にある状態というのは企業文化、働き方、人材に要求されるスキルセットや評価のし方、企業体質にも大きく変革を求められます。特に「ヒト」観点でDXのための体制変革ができているかどうかを一つの指標として診断をします。

顧客提供価値の変革

DXを進めることで「顧客に提供する価値」は必ず形を変えていきます。それは「本質」を変えることではなく、あくまでも提供する価値の形が変わることです 。その変化をもたらすためには強いリーダーシップを発揮する存在が必要となってきますし、そのリーダーのもと協力・連携ができることを一つの指標として診断します。

ビジネスプロセスの変革

データやデジタルを中心に据えたビジネスモデルを円滑に下支えできるシステムは構築できていますか? 数十年に渡って新しいデジタルテクノロジーは開発されてきており、上手に使うことで飛躍的にビジネスを発展させることができます。 この「上手に使う」ためにシステムやデータをどう活用するかじっくり掘り下げることが大事です。 この「モノ」観点でDXのための準備ができているかどうかを一つの指標として診断します。

予算・収益構造

DXはゴールのない取り組みですが、「データやデジタルを中心としたビジネスモデルの構築」と「それによって可視化されるエッセンスをもとに変化に適応していくサイクルの構築」という重要なマイルストーンを設定することができます。 まずは構築できるまでの予算に目途が立っているかどうか、その先のオペレーションに必要な予算は捻出できそうかどうかはDX成功にのために必要な要素です。 「カネ」観点でDX実現の現実的なやりくりが可能かどうかを一つの指標として診断します。

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