NTTドコモ ドローン農作業支援システム

ドローンで空撮した畑の画像データを解析し、生育状況を確認できる農業支援システムを開発しました。

ドローンを自動操縦・空撮して畑の状況を画像解析

NTTドコモ様が提供するドローン農作業支援システムにおいて、ドローンを自動操縦で畑の上空に飛ばして空撮するAndroidアプリと、そのアプリと連携して空撮した畑の写真をNDVI(※)に即した画像に変換し解析、生育状況を確認できるシステムを開発しました。

※ 植物の近赤外領域の波長の反射率を数値化したもので、植物の分布や活性度を測る指標


今まで手作業で行っていた生育状況の確認をドローンが代替することにより、コスト(人件費)をおさえながら、効率よく畑の確認ができるようになりました。

ドローンで空撮した写真
ドローンで空撮した写真をNDVI化し、過去の畑の生育状態と比較した画面。

テックファームのソリューション

プロジェクトはアジャイル開発にて進行しました。アジャイル開発とは、『すばやい』『俊敏な』といった意味で、短い期間で実装とテストを繰り返し、リスクを最小化する開発手法の1つです。


今回は、①実装、②テスト飛行、③その場で起きた課題を開発メンバーにすぐに共有④リリースおよび次の実装を検討、といった一連の流れを、およそ2週間に1度のペースで、ドコモ様と繰り返しながら開発を進めていきました。


お客様が実際に機能を試しながら開発を進められるため、仕様もれや認識ずれが早期に発見・修正可能になり、優先度の高い重要な機能からの着手を実現。スピーディかつ完成度の高いシステム構築が行えました。


なお、ドローン飛行の知見を深めるため、テックファームでは、DJIスペシャリストを取得しているメンバーが開発にあたっています。


また、本システムでは、IoTソリューション『MoL(モル)』を採用。ドローンの機体が発信するGPSをMoLで受け取り、自動運転をサポートしています。


テックファームは引き続きドローンをはじめとした、新しい技術を取り入れたシステムの開発を進めていきます。

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