教育シミュレータパフォーマンスチューニング
お客様は最新のQuadCore CPUを利用し、新システムを構築していましたが、CPUの性能を引き出すのに苦労されていました。パフォーマンスチューニングのご相談を受け、当社は技術調査、Intel製品の調査を行い、処理速度2.033倍のパフォーマンスチューニングに成功しました。また、CPUの性能を最大限に引き出す方法について資料を作成しお客様にご提出いたしました。
事例内容
| お客様 | 某企業 |
| プロジェクト期間 | 2009年6月~7月 |
お客様の課題
QuadCore CPUにてシステムを構築していました。CPUのコア数増加に伴い、パフォーマンスも比例して向上させたいがコア数を増やしてもパフォーマンスがアップしないことから、CPUの性能を引き出すためのパフォーマンスチューニングを考えておられました。
■開発環境
- QuadCore CPU
- Windows server 2003
- Fortran, C++
テックファームのソリューション
- Compaq Visual Fortran(以下CVF)のパフォーマンスチューニング
- CVFからIntel Visual Fortran(以下IVF)への移行コンサルティング
- マルチコア・マルチスレッドプログラミングによる高速化コンサルティング
CVFのパフォーマンスチューニング
パフォーマンス向上の手法として複数案を検討しました。SIMD(Single Instruction Multiple Data)のようなCPUに内蔵されている処理を利用するためには現状のCVFでは効率よく利用できません。IVFを利用することにより高速化を検討しましたが、CVFからIVFに移行するにはソースコードを数万行修正する必要があったため、今回はCVFを使ったパフォーマンスチューニングを行いました。
CVFからIVFへの移行コンサルティング
パフォーマンスチューニングではCVFを使いましたが、IVFを使ったほうが、より高速化できます。CVFからIVFへの移行方法に関するドキュメントを作成いたしました。
マルチコア・マルチスレッドプログラミングによる高速化コンサルティング
マルチコア・マルチスレッドプログラミング、SIMDやOpenMPを利用した方法による高速化の実現方法、パフォーマンスチューニングで利用するツールについて技術調査を行い資料を作成いたしました。
プロジェクトの成果
パフォーマンスチューニングを行った結果、処理速度2.033倍を達成しました。

